「替え玉」の誕生秘話 国民食「ラーメン」にまつわる雑学
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あーラーメン食べたい。今日はラーメンしか食べたくない。ラーメンのスープにつかりたい。魚介でもいいし、とんこつでもいいな。醤油も捨てがたいし、実は今日は塩の気分なんだよな。でも、味噌のことも忘れちゃいないし、鳥白湯・油そば・つけめんに足をのばすのだって悪くない。麺だってこだわりたいし、トッピングはどうするかな。お店に行ってもいいし、家でカップラーメンや、インスタントという手段もあるな。うーん、選びがたい……。
日本の国民食といってもいいラーメン。昨今では海外にまで、文化として輸出され話題がつきることはありません。
ということで、今回は意外と知らない「ラーメン」に関する雑学を紹介します。

 

 

●「ラーメンの替え玉」誕生秘話

 

ラーメンの「替え玉」システムは、現在、多数のラーメン店で採用されているが、発祥の地は九州・福岡の長浜。長浜ラーメンは、白いトンコツスープにストレートな細い麺が特徴である。

 

長浜で「替え玉」システムが生まれたのは近くに中央卸売鮮魚市場があったから。お客には魚河岸で働く人たちが多く、彼らの仕事は時間が勝負である。そこで、「お客を待たせるわけにはいかない」と、すぐに茹であがる「ストレートの細麺」が開発された。

 

ところが、細麺は熱いスープにつかっていると、すぐに伸びてしまう。そこで、最後までおいしい麺を食べてもらおうと、「大盛り」ではなく「替え玉」というシステムが登場したというわけだ。

 

●ラーメンの「大食い競争」に勝つコツ

 

ラーメン店のなかには、「特大大盛りラーメン、全部食べたらタダ」とか、「三〇分以内にラーメン一〇杯食べた人には、賞金一万円」などといった、「大食いコンテスト」をしているところがある。

 

この手のコンテストに勝つためのコツは、以下のとおり。

 

まず、チャレンジする一週間ぐらいまえから一回に食べる食事の量を増やして、胃袋を大きくしておく。前日だけ絶食して胃袋をカラにしておくといったやり方では、まず成功は難しい。

 

またラーメンといえば、熱いのが常識だが、猫舌で冷まさないと食べられないというのでは、制限時間内に食べることができなくなる。猫舌の人は、まず、量の訓練よりも、熱いものも食べる訓練をしておくべし。

 

当日は、すこしでも多く食べられるようにと朝食を抜く人が多いが、これはかえって逆効果。軽く食べておいたほうが、胃も活発に働き、結果的にたくさん食べられる。チャレンジする時間帯は、空腹を感じはじめる昼すぎがいい。

 

スタートしたら、味わって食べようなどと思わず、飲み込むつもりで胃の中に入れていく。途中で休み休み食べるより、いっきに食べたほうが成功の確率は高い。

 

●メンマって何もの?

 

ラーメンでおなじみのメンマ。その材料になるのは、中国産の麻竹(まちく)という種類のタケノコである。日本のタケノコは土から出るか出ないかという時期に掘り起こすが、麻竹は地表から五〇センチほど顔を出したものを使う。

 

とはいっても、硬い部分はおいしくないので捨ててしまい、上の部分だけが食用になる。

 

作り方は、麻竹を細かく刻んで煮て、水切りしたあとで、土の中に入れて約一カ月ほど発酵させる。すると、タケノコの色がだんだんと薄茶に変わり、あの独特の風味が生まれてくる。

 

その発酵したタケノコを、塩漬けにするか、天日干しで乾燥させると、メンマのできあがりだ。

 

 

以上、『教養が身につく!雑談力がUPする!雑学百科』(光文社知恵の森文庫)を一部改変して掲載しました。

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