衝撃!「うちの子、ほめるところが無い」の原因は親にあった
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ぱくたそ(www.pakutaso.com) photo ジユン モデル:あんじゅ

 

世界10ヶ国のべ100万人以上が感動した“ほめ育”と、幼稚園・保育園・こども園で3700回以上の講演・研修の実績を持つ幼児教育のプロが生み出した“究極の子育てメソッド”として話題の書籍『最上のほめ方』(12月刊)より、子育てに役立つヒントをご紹介。

 

同書の著者・一般財団法人ほめ育財団 代表理事 原邦雄さんが、「我が子をほめて伸ばすコツ」について解説します。

 

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■人は、自分を認める程度にしか相手を認めることができない

 

私は〝ほめて育てる教育〞の「ほめ育」を提唱し、日本だけでなく、世界中に広げる活動を行っています。現在、世界10ヶ国以上、100万人以上の人々に利用されている「ほめ育」ですが、簡単に説明しますと「人をほめて育てる教育メソッド」のことです。

 

「ほめ育」で大切にしている心理学の言葉の中に、次のようなものがあります。

 

「自分を認める程度にしか相手を認めることができない」

 

私はこの言葉を本当に大切にしていて、私が理事を務めるほめ育財団でも、このことを出会ったすべての人に伝えています。

 

■親の心が満たされていないと、子どもの長所が見えない

 

上記の言葉から、私は「子どもをほめて伸ばしたい」と考えている親御さんには「まずは自分自身をたっぷり満たしてあげて下さいね」と、お伝えしています。人間は「自分を認める程度にしか、相手を認めることが出来ない」ものだからです。

 

もし今、「うちの子、ほめるところが見つからない」「ほめて育てたいのに、今日も怒ってばかり…」と感じているのなら、それは親御さんの心が満たされていないシグナルかもしれません。どんな子にも長所はありますから。

 

■子育て真っ最中だからこそ、自分ほめを始めよう

 

ではそもそもなぜ、人は枯渇してしまうのでしょうか。

 

それは「誰かから認められたい」という欲求を満たしてもらえていないからです。

 

難しい言葉を使うと「承認欲求」と呼ばれるものですが、人間が社会生活を営んでいくと、少なからず「誰かから認められたい」という感情を抱くようになります。これが普段から満たされていれば、なかなか枯渇する状態にはなりません。

 

ですが、例えばお母さんの場合だったら「家事・育児をしても、誰からもほめられない」「夫に相談してもどこかポイントのずれた返答ばかり」「義理の親との関係にも気を使う」「ママ友に合わせて会話するのも疲れる」「その上、子どもは言うことを聞かない」など、満たされない状況に陥りがちです。

 

そのつらさを聞いてくれる人が周囲にいなければ、自然と追い詰められてしまうでしょう。

 

■自分で自分を満たせるようになれば、ほめ言葉は自然と出てくる

 

この解決策のひとつとして、私は「自分ほめ」をおすすめしています。

 

人は満たされていないとき、ついネガティブな思考になりがちです。「誰もわかってくれない」「私はひとりだ」「味方なんてどこにもいない」などと感じるかもしれません。

 

でも、「自分ほめ」ができれば、“強力な味方”が現れます。「もう一人の自分」、つまり、あなた自身です。

 

そもそも、どれだけ仲の良い親友でも、親でもパートナーでも、自分の辛さや苦しみを真に理解してもらうことはできません。

 

ですが自分自身なら、自分の辛さや苦しさを理解できます。

 

あなたに共感し、支え、勇気づけてくれる、自分のなかの「もう一人の自分」を味方にすれば、自分自身を癒し、満たすことができます。

 

子どもをほめて伸ばすには、皆さん自身の感情がプラスの状態になって、心にゆとりがある状態が長く続いていなければいけません。感情のコントロールができるようになり、心が0からプラスの方向へ進んでいることで、子どものいいところが見えるようになり、自然とほめ言葉が出てくるようになります。

 

■親の心が満たされていれば、子育てはグッと楽になる

 

これまでは周囲に満たしてもらうことを期待するあまり、それが上回らずに枯渇してしまっていたのです。それを一旦、横に置いてみましょう。

 

まずは自分で自分を満たす。その上で、プラスαとして周囲に満たしてもらうことを考えていけばいいのです。

 

しかも、自分ほめをしていると自然と心に余裕がうまれ、他人をほめられる人にもなるので、相手からのほめ言葉が返ってきやすくなります。つまり、自分ほめを先にすることで、周囲に自分を満してもらえるスピードも上がるのです。

 

皆さんが自分で自分を普段から満たせるようになっていれば、ある程度の感情のコントロールができたり、言葉が出そうになるときに踏みとどまれたりできます。

 

結果、皆さん自身の生活も子育ても、グッと楽になります。

 

そのために必要なのは、「自分をほめる習慣」なのです。

 

ではどのようにして自分をほめるのが効果的なのか?

 

「自分ほめ」の準備編と実践編に分けて、次の記事以降で解説していきます。

 

 

この記事は『最上のほめ方 自己肯定感を高める4つのステップ』を基に作成しました。

この記事の書籍

最上のほめ方 自己肯定感を高める4つのステップ

最上のほめ方 自己肯定感を高める4つのステップ

八田哲夫(はったてつお)/原邦雄(はらくにお)
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