40歳、“大人パリジェンヌ”に学ぶ生き方のコツ
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『大人パリジェンヌStories』制作秘話 YOKOの渡仏物語(3)

 

著者累計42万部超! 大人気イラストレーター・YOKOの最新刊『大人パリジェンヌStories~おしゃれと恋と日常と~』にはファッション・恋愛・食・美容・時間の使い方……と、真似したいヒントがたくさん!

 

大人が輝くYOKO流パリの世界はどのようにして出来上がったのか? 3回に分けてYOKOの渡仏物語を紹介します。

 

 

『大人パリジェンヌStories』(米澤よう子)より

 

【YOKOの渡仏物語(3)】 パリの素敵なマダムたちに感動!

 

4年に及ぶパリ生活で考え方も作風も変化したという米澤さん。なかでもover40のマダムの振る舞いに、感動させられることが多かったという。

 

「今でも覚えているのが、ある日のバスの中での出来事です。バス停で白い杖をついた目の不自由なムッシューが乗車してきて、バスの中では、リセエンヌ(女生徒)が電話でおしゃべり中(フランスではバス内通話はOK)。するとマドモアゼルの近くにいた白髪のマダムが、スッと片手をあげて“電話止めなさい”とジェスチャー。さらにムッシューのいる方へチラと目くばせ。フランスでは助け合いが自然と行われていますし、マダムたちは尊敬の対象ですから、ジェスチャーで指示を受けたマドモアゼルはすぐに電話を切ってムッシューのもとへ。

 

手を差し伸べ席まで案内して、ムッシューも感謝の言葉を彼女に伝えて……。

 

マダムはそれを遠くから見ているだけで、その場の“司令塔”のように全体を見て指示を出し、控えている。すべてをマドモアゼルの功績として出しゃばらないんです。私は、何もできなかったふがいなさを感じると同時に、マダムの生き方や優しさ、助け合う姿に感動して涙、涙。

 

私がフランスで出会った「かっこいいな」と思ったマダムたちは、着ているものだけでなく、ふるまいや考え方が凛としていました。相手を思うゆえに厳しいことも言う時もありますが、後から考えれば、ハッと気づかされることも多い。

 

私は仕事である大人パリジェンヌ(敏腕編集長!)にずばりと本質を突く厳しい指摘をされて、その方の目の前でシュンと、うなだれてしまったことがあるのですが、彼女は『これはYOKOの友達としての助言よ』と、言葉を添えてくれたんですね。その日あったばかりでしたが、確かに、作品を見せていくうちに彼女との距離感が縮まっていく感覚はありました。彼女も同じように感じてくれたのか、ビジネスを超えて、プライベートでの助言をしてくれたのです。その言葉に感動して、私は涙目になってしまって……。

 

今でも、あの時の指摘は、自分に必要なものだったと思っています」(米澤よう子さん/以下同)

 

最後に、フランスマダムに学ぶ“生き方のコツ”について伺うと、こんな答えが返ってきた。

 

「私はパリジェンヌではないのでパリジェンヌとしての発言はできません。が、彼女たちを見ていて気づかされたことは多かったです。特に当時の、アラフォーの悩み多き私には、

 

□いろんな面で、もっとシンプルでいい!
□思ったことはその場で伝える
□不意のトラブルに、原因を求めすぎない

 

……といった考え方に救われました。思えば今でも救われている部分が大きいですね(笑)。私にとって“大人パリジェンヌ”の体験は、まさに目からウロコでした」

 

米澤さんの最新刊『大人パリジェンヌStories』では、その他多くのパリマダムたちから学んだ、着こなしや生き方のヒントが満載。気になる方はぜひ手に取ってみては。

 

※この記事は、『大人パリジェンヌStories』(米澤よう子)と著者への取材をもとに作られました。

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