林真理子が断言。「40代をいかに過ごすかが、人生の分岐点」
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bw_manami

2019/06/25

 

女性にとって40代は「黄金期」だと林真理子さんはいう。

 

子育てで忙しい人もいたり、仕事をバリバリとやって大きなプロジェクトを任されていたり……と、生活も人それぞれだが、それまでに体験した失敗などの経験値が彼女たちを生き生きと輝かせているのだと。

 

それでも、ちょっと疲れたなあ、とか、いやいやそんなにうまくいっていませんよ、と異論もあるでしょう。

 

そんなあなたにおススメなのが、人生の酸いも甘いも知り尽くす林さんの最新刊エッセイ『女はいつも四十雀(しじゅうから)』。

 

タイトルにも「40代から輝ける」といったような意味が込められています。もちろんシビアな意見ものぞかせながら、年齢に関係なく楽しめます。

 

たとえば、

「四十過ぎたら、もう言いわけは通らない。無邪気さとひきかえに『たしなみ』を手に入れて日々生きていくのだ」

では

 

“たしなみ”などというと、古くさくてイヤーな言葉なようであるけれども。
 私のまわりには、四十代の女性がいっぱいいる。みんな綺麗で頭もよく、世間で知られた学校も出ている。性格も明るく、これといって難もない。しかし時々私を驚かす行動をする何人かがいるのである。
 例えを具体的に言うと、人物が特定されてしまうのであるが、肉親を亡くしたばかりの人に対して、
「えっ、そんなことを言うわけ!?」
 と息を呑むような言葉を平気で口にする。
 友人のバースデーパーティー。彼女は子どもがおらず、そのことについて悩んでいた、ということを知っているはずなのに、高齢出産で産んだ赤ん坊を連れて堂々と参加する。しかもシッター付きで。大人の集まりはたちまち別のものと化した。

 

と綴っています(続きは、本書で)。

 

「隣の芝生は青く見える」といいますが、林さんもいろいろ試して努力をしてきただけに、ただ相手をうらやましがるのとは異なり、素敵な40代を過ごすために挑戦していることがわかります。

 

続いて、

「鏡に映った顔だけに気をとられ、表情や姿勢のことを人は案外忘れている」

では、

 

 私はめったにテレビに出ない。
 今年もBSを含めて四回ぐらいだいと思う。しかし人によっては、
「テレビ見てますよ」
 と言われる。それだけならまだしも、
「いつもテレビを見てます」
 と声をかけられる。誉め言葉だと思っているのではなかろうか。
 <中略>
 以前から私はいろんな人に、
「あなたって、いつも怒ってるみたい」
 と言われていた。口角が年とともにぐんぐん下がってきたのだ。だからテレビに出ていても、いつもむっとしたような顔をしている。ワイプといって、テレビ画面の片隅に出演者の小さな顔が出る。ビデオを流している最中の表情を映しているのだ。私はあれを映されるのが大嫌い。本当にぶすーっとしているからだ。気を抜いているから、つくり笑いも出来ない。このつくり笑いが、私の場合、本当にわざとらしいのである。無理に唇をぎゅっと上げているからとても不自然だ。
 そんなある日、人気アナウンサーの方に合う機会があった。その方に口角のことを相談したところ、目の前で口元のストレッチをやってくださった。ぷーっと頰をふくらませて唇をすぼめる。そして左右に、キュキュッと唇を動かすのだ。
 これを二ケ月間毎日やった。テレビを見ている時も、タクシーに乗っている時も。そうしたら、口角が少し上がっているのである。テレビの画面でははっきりとわかる。前に比べてすっと感じよくなっているのだ。

 

続きを読めば、40代の方はもちろん、違う世代も共感できることが書かれています。

 

諦めるのはまだ早い! ぜひ本書を読んで、悔いのない人生を手に入れていただきたいと思います。強い意思が必要になるかもしれませんが、まずその第一歩に本書を手に取ってみませんか?

 

 

『女はいつも四十雀』
林真理子/著

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