「悩んでいる人を冷たい目で見てはいけないのだ」“ひふみん”の言葉が胸に染みる……。
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bw_manami

2019/10/04

 

将棋界のレジェンド・加藤一二三九段のエッセイ『一二三の玉手箱』(光文社知恵の森文庫)より、心に響く言葉の数々をご紹介します。

 

シンプルで深い“ひふみん”の言葉には、人生を愉しむヒントが満載! 

 

今回は「最近気づいた」という、あることについてです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

倒れた人に走り寄り

 

ここ数カ月で思った事だが、神は悩みの中から救ってくださるわけだから、悩んでいる人を冷たい目で見てはいけないのだ。最近、祈っていてそう気づいた。

 

事件やスキャンダルで報道されているようなことが、失意の人、悲しい人、不幸な人であることはありうる。私が日頃持ち歩いている祈りの本のなかに、こんな一節がある。

 

失意の人を神は慰められる。悲しい人、不幸な人を慰める。

 

私が本書(※編集部注『一二三の玉手箱』光文社知恵の森文庫)の単行本を執筆した当時(2007年)は、問題のない人の話ばかりをしていた。

 

それから祈り続けて気づいたのだが、聖母マリアは倒れた人に走り寄り、力づけて下さるのだ。例えば私は将棋に負けたことが沢山あるけれど、聖母マリアが走り寄り力づけて下さる。これに接すれば、また頑張ろうという気が出てくる。

 

人が不本意な状況になったときに、立ち上がる力を与えるのが神の本意だと思う。

 

だから我々も、倒れた人に対して、手を差し伸べずとも、せめて追い詰めないようにした方がいいと思う。

 

神の教えをある程度学ぶと、自分も幸せだし他人も冷たい目では見なくなる。

 

最近は私もこういうことが分かるようになってきた。

 

※この記事は『一二三の玉手箱』(加藤一二三・著)より、一部を抜粋・要約して作成しています。

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加藤一二三(かとう ひふみ)

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