<アラサー処女妻、妊活はじめました(2)>膣の場所、わかりにくすぎやしませんか?
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BW_machida

2021/03/02

2月25日発売の実話コミックエッセイ『奥さまは処女』。処女のまま26歳で結婚し、処女のまま夫婦間のセックスレスに突入した「うなぎ」さんによるコラムを、本書より抜粋してお届けします。

 

 

【第1回】 はこちらから

 

ここで立ち止まってしまえば、また振り出しに戻るだけです。
どうにか一歩でも前に進みたいところです。

 

これはもう、自主練しかないだろう、日常使いしやすいように独自開発をしよう、下の者の稼働率を上げよう、活動領域を広げよう、近づきたいよ君の理想に、と思いまして。膣ケアに取り組もうと、オイルを購入したわけですが。
自分の指を中に突っ込み、最深部へアクセスすることに恐怖心と抵抗があり、続きませんでした。

 

というわけで、独自開発事業において初心者の私は、まず、タンポンとやらを試してみようと思いました。

 

でもこのタンポン、慣れないとなかなか強敵です。
だって、膣の場所、わかりにくすぎやしませんか?

 

なんだか全体的に複雑すぎる構造な気がするんですけど。
案内看板があってもいい気がするんですけど。
何、この立地。薄暗い中央通り沿いは、風通し、水はけが相当悪そうです。

 

しかも、ちょっとでもよそ見していたら通り過ぎてしまうくらい、こぢんまりとした門構え。

 

え?
ここから?
入ります?
本当に?
みたいな、一寸先が闇な門構え。

 

その門の入り口は、伸縮性がとにかくすごいから大丈夫! ウルトラストレッチタイプだから安心して! と各方面で聞いてはいるんですけど、ぱっと見た感じでは、500円玉貯金もできなそうな雰囲気なんです。

 

私は鏡を使ってなんとか進入路を確保することができましたが、見ていて気分がいいものではありませんでした。
目を覆いたくなるような外観なんです。

 

水際に薄紅色の可愛い花でも咲いていたらよかったんですけど。
手付かずで野暮ったくて、草むしりも庭掃除もできていませんでした。
世の果てに似ている漆黒の羽っぽいのが舞い遊んでいて、できれば近づきたくないオアシスって感じなんです。

 

いつもこんな私を見せつけてすみません、愛されたいと願ってしまってごめんなさい、 とゴロさん(※パートナーの愛称)に心から謝りたくなりました。

 

そして問題のタンポンは、挿入角度が大事だということがわかりました。
絶好の位置に収めるためには、角度を意識したポジション争いが不可欠なんですね。

 

もう、自分の体のことなのにわからないことだらけです。

 

本当に情けないです。
自信喪失しそうでした。

 

それでも、 「そう、 じゃあ、 お気をつけて……」とタンポンを見送ったあとは、気持ちが晴れ晴れとしました。

 

何か大ごとを成し遂げた気分になりました。

 

いまだに鏡なしでタンポンを使うのは難しいですが、いつか、アクセサリー感覚でサッと身につけられるようになりたいものです。

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奥さまは処女

奥さまは処女

うなぎ(原作) 梅林イクミ(漫画)

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