成功体験を積んだ男には、アクと自信がある。 成功者の哲学#10
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若くしてマスコミ業界に飛び込み、各界・各国の実力者と幅広い人脈を持つ著者が、超一流の交流から学んだ「大切に扱われる・積極的にサービスしたくなる上質なゲストになる」ためのノウハウを一冊にまとめた『一流のサービスを受ける人になる方法』(いつか著)が9月11日に刊行されました。
『一流のサービスを受ける人になる方法』刊行を記念して、特別に著者・いつか(http://www.itsuka-k.com)さんのベストセラー『成功する男はみな、非情である。』(角川いつか名義)を再編集してお届け! 数々の成功者に共通する「帝王学」の実態に迫ります。

 

 

私の知る政治家は、概して、恐ろしく楽天的。
楽天的でない人は大物になれない。
成功したかったら、極力、人前に出ること!

 

長嶋茂雄のように、三振してもいいから一打席でも多く打席に立つこと!

 

街角に選挙ポスターの掲示板が見られる時期になるとうんざりする。窓を閉め切って空調を入れている夏冬ならともかく、朝から晩まで拡声器でガーガーやられると仕事もできやしない。

 

彼らが何をわめいているのか、よく聞いてやると、自分の名前を連呼するだけ。
「×山×夫、×山×夫、×山×夫でございます」
だからどうした? 選挙に行ったら、×山×夫だけには投票しないぞ、と固く誓うが、投票日になるときれいさっぱり忘れてしまう。

 

私は、政治家に仲良しが多い。なぜなら、政治家に暗い人はいないからだ。

 

パフォーマーとしては、最高に面白い素材だと思う。あの人たちの演説やサイン会は実に勉強になる。政党は関係なく、カリスマ性を見るために講演会に♯伺{うかが}うことは多い。

 

たとえ悪役イメージでも人を引きつける面白い政治家だったら、独特のしゃべりのリズムを持っている。そのリズムが、相手を巻き込む魅力のチカラを持っている。

 

たとえば、名前を、最低三回は言う。最初と中と最後に……とか。
ある政治記者が書いた本を読んだ。政治記者をやっていると、取材相手の政党から「選挙に出ないか」と誘われることがあるのだという。実際、その著者の知り合いの何人かは誘いに乗って、選挙に出たらしい。

 

選挙が終わって、その知り合いに会うと、何かが変わった気がする、と著者は言う。妙に自信に満ちていて、落選した人でも、「次は必ず通るぞ」などと楽天的なことを口にするそうだ。早い話が、政治家らしくなっている。

 

選挙運動中、自分の名前を何百回も連呼し、当選することだけを考える。選挙は水モノ。確かに誰も予想しなかったどんでん返しもあるから、「絶対に当選する」と確信してやる。

 

こういう経験をすると人が変わるのだそうだ。

 

確かに大舞台を踏んできた、大物スポーツ選手や俳優や外科医、それに難関の試験に通った弁護士や高級官僚なんかも似ているかもしれない。

 

成功体験のある人間にはどこか共通するアクの強さがある。そのアクの強さと自信が人を引きつける。

 

たとえば、政治家でも野球選手でも、「記録」よりも「記憶」に残る人のほうが鮮明だ。すべてはパフォーマンスです。

 

男なら一度は、自分に活を入れて、大舞台を踏んでいただきたい。

 

「記録」よりも「記憶」に残る男になれ。

 

 

『一流のサービスを受ける人になる方法』知恵の森文庫
いつか/著

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