元書店員
かつては書店員として文芸書・ビジネス書・雑誌などを担当してました。心と体、両方からのアプローチで業務改善中。体が疲れたら休息、心が疲れたら読書。本1冊でご飯は3杯いけます。 好きな作家は神林長平、円城塔、佐藤亜紀。私が死んだら蔵書で燃やして欲しい。海外作家も好きでUFOとオカルト、怪奇に歴史も大好き!今でもなれるならインディージョーンズになりたい。
2019/10/31
『百と卍』祥伝社 紗久楽さわ/著 ずっと考えていた。 読んだコミックの感想を書くか、書くまいか。 でも書こうと思う。 『このBLがやばい! 2018』 を読んでから、第1位で気に […]
2019/09/30
『ここは今から倫理です』集英社 雨瀬シオリ/著 「読書って何かの役に立つんですか?」 よく聞かれる。 活字離れが叫ばれて久しい中、私は書店員を長らくやっていて、当時も辞めた今も本の良さを感じて […]
2019/09/03
『漂泊の牙』集英社 熊谷達也/著 忘れていた。 何かもっと、大事な何かを。 朝起きて顔を洗って仕事に行って働いて帰って一息ついて、数時間自分の好きなことをして眠りにつく。 それが […]
2019/08/01
『機巧のイヴ』新潮社 乾緑郎/著 私が、この世にただ一人だけ存在していたとしたら、きっとそれは「生きている」とは言わない。自分を自分たらしめるものは、他者という存在があって初めて形を作る。 & […]
2019/07/08
『種まく人』亜紀書房 若松英輔/著 毎日のように色んな出来事が起こり、次から次へと押し寄せては流れていく。 責め立てたり、陥れたり、ねじ伏せたり排除したり嘘をついたり。 そういう大きくて騒がし […]
2019/06/05
『5まで数える』筑摩書房 松崎有理/著 「AならばBである」という形の論理式を用いて推論する(例 否定、論理和、論理積)。 これを用いて、事実の集まりから求めたい結論を正しく導け […]
2019/04/25
『愛ゆえの反ハルキスト宣言』皓星社 平山瑞穂/著 もうすぐ怒涛の祝日ラッシュが始まる。 この祝日、いつのまにか昔はなかった「海の日」ができ「山の日」ができ、「成人の日」も「体育の […]
2019/03/18
『時砂の王』早川書房 小川一水/著 遥か彼方、太古の昔より人々は剣を持ち戦ってきた。 ある者は愛する人を守るため、ある者は国の未来のため。 そうやって、彼らは今私が […]
2019/02/08
『我らコンタクティ』講談社 森田るい/著 年が明けて1月ももう半ば。半年も経たないうちにまた一つ年をとる予定だ。随分大人になってしまった。 去年から今年の年末年始は久しぶりに休み […]
2019/01/04
『21世紀の民俗学』KADOKAWA 畑中章宏/著 私が生きるこの世界は、まるで全てが新しいもので出来ていると感じる。全ては今を生きる人間だけが作ってきたかのような。 歴史は歴史であって、それ […]
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