プロレスマニア書店員が『Number』編集者と場外乱闘!(前編) プロレスとは「人生をアートすること」である
市川淳一『ぼんくら書店員のぼんくRADIO』

■桜庭和志の「プロレス界の救世主」たる理由

 

―ところでその、リック・フレアーより、グレイシー柔術のほうが強いんですか?

 

市川 おい、おい、おい。

 

寺島 また出ましたね。

 

市川 また出ましたね。

 

―よくグレイシー柔術って聞くじゃないですか、なんか。素人でも聞いたことある。

 

寺島 キラー発言。

 

市川 キラー発言。

 

―聞いたことあるんですけど、やっぱりあれは強いんですか?

 

市川 強いですよ。そりゃ、強いさ。だから、グレイシー柔術が出てきて、日本のプロレスラーがどんどんやられていくと。だから、UFCジャパンで桜庭和志選手がですね、金原選手の代打で……。もう全然、ついていけないと思うんですけど。

 

―桜庭和志はギリギリいけます。

 

市川 そう、そう。マーカス・コナンをね。

 

寺島 そうですね。

 

市川 勝つんですよ、桜庭が。あれは(僕が)高校生で。日曜日のね、何か深夜のね、3時だか4時だかに日テレでやっていて。

 

寺島 そうでしたっけ。

 

市川 やっていたんですよ。だからもう、しょうがない。ビデオデッキもないからずっと起きていて、その興奮のまま、学校に行きましたよ。

 

―それはやっぱり、今まで連戦連敗が続いていた日本人勢がいる中で「桜庭勝った、すげえ」ってことなんですか。

 

市川 もちろん、そうですよ。そこで桜庭選手がそのあと、グレイシーたちを立て続けに4タテしていくっていうところで、PRIDE人気がまた盛り上がるんですけれども。そこに至るまではこういうですね、ファイヤープロレスリング的な、こう。

 

※PRIDE……1997年から1999年までKRSが、1999年から2007年までドリームステージエンターテインメントが開催していた日本の総合格闘技イベント。10年にわたり、世界の総合格闘技の中心であり、多くの名勝負を生んだ。しかし、不祥事をきっかけにテレビ放映が困難になり、衰退していった。

 

―苦労と言っていいのかわからないですけど、不遇の時代とかいろんなことがあったんですね。

 

市川 不遇の時代がプロレスファンにはありまして。

 

寺島 やっぱり桜庭っていう、もう本当に救世主だったんで。

 

市川 プロレス界の救世主。

 

寺島 そう。そこに至るまではこういうね、拳銃自殺を遂げたレスラーの話が。

 

―(桜庭も)名もなき屍の上に乗っているわけですね。

 

市川 屍!……まあゲームですけどね。

 

【後編へ続く】

ボンクラ書店員のぼんくRADIO

ぼんくら書店員・市川

「『竜馬がゆく』と『燃えよ剣』の出版社の違いが分かる」を理由に、自信満々で某チェーンにアルバイトとして入社し10年が経過。光栄のゲームの武将パラメータを眺めながら、歴史小説を読むのが日課のボンクラ書店員。たまに本の帯やポップをデザインしたり、小説の巻末に漫画を描いたりしています。1981年神奈川生まれのAB型。
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