予約の取れない料理教室が教える幻のケークサレ
生のお米をパンに変える魔法のレシピ「生米パン」

ryomiyagi

2020/02/27

今話題の、予約の取れない料理教室「生米パン」レッスン。常に満席でキャンセル待ち状態が続いていて、開発者のリト史織先生も嬉しい悲鳴。そこで、レッスンに参加できない生徒さんのために、おすすめのレシピを教えてもらいました。
2月20日発売『はじめての生米パン』より特別公開!

 

 

じゃがいもとトマトのケークサレ

 

うまみたっぷりのドライトマトを生地に混ぜ込んだ塩味のケーキ。そのままはもちろん、オリーブオイルをつけて食べてもおいしいです。

 

【材料】1/3斤食パン型(16.5×6.2×6 cm ) 1台分
A
 ● 米 … 90g(浸水済120g )
 ● ドライトマト*1 … 10g
 ● じゃがいも(皮をむき2~3cm角に切る) … 40g
 ● アーモンド(生)*2 … 20g
 ● 豆乳 … 60g
 ● レモン汁 … 5 g(小さじ1)
 ● 塩 … 1.5 g
 ● 油 … 40g

 

B
 ● ベーキングパウダー … 4 g
 ● ベーキングソーダ(重曹) … 2 g
 ● タイム … 4~5本
 ● 粗びき黒こしょう … 適量
*1:オイル漬けを使用してもよい。その場合、油をよく切る。
*2:アーモンドプードルでもよい。

 

【つくり方】

1
軽く洗った米をボウルに入れ、水カップ1程度(分量外)を加えて2時間(冬場は3時間以上)浸す。
*心配な人は冷蔵庫で。2日に一度水を換えれば、冷蔵庫で4~5日は保存可能。夏場は2~3日で使いきって。

 

2
型にオーブンシートを敷き込む。

 

3
米をざるにあげ、数回ざるを上下させてしっかりと水けを切る。
*水けが残っていると生地が柔らかくなり過ぎるので注意。また乾きやすいのでミキサーに入れる直前に水けを切る。

 

4
熱湯にドライトマトを10分ほど浸けて、水けをよく絞っておく。

 

5
オーブンを170℃に予熱する。

 

6
Aをすべてミキサーに入れて、ミキサーで30秒程度回しては止める動作を3~4回くり返す。途中、ミキサーの側面に飛び散った生地を、ゴムべらでこそぎ落として 全体を均等に攪拌する。

 

7
油を加えて、生地がもったりとしてなめらかになるまでミキサーで攪拌する。
* 油を先に加えると生地が重くなってミキサーが回りにくくなるため、最後に加える。ミキサーが回りにくければ低速にするか、ボウルに移してへらなどで混ぜてもよい。

 

8 生地をボウルに取り出し、Bを加えてゴムべらで手早く混ぜる。
* 次の9で型に生地を手早く流し込めるように、生地をボウルに移してからさっと混ぜる.

 

9
生地を型に流し込んだら、タイムをのせ、黒こしょうをふり、170℃に温めたオーブンで30~35分、表面にしっかり焼き色がつくまで焼く。

 

 

白いお米を使った、もっちりふわふわの生米パン。これをベースにさまざまなアレンジができるので、ぜひマスターしてくださいね。

 

連載第1回はこちら

 

 
 


はじめての生米パン
リト史織/著

 

撮影/北川鉄雄

生のお米をパンに変える魔法のレシピ「生米パン」

リト史織(しおり)

ヴィーガン料理家。調理師、クシマクロビオティックインストラクター、米粉マイスターインストラクター、ローフードマイスター、ロースムージーエキスパート、ローフード栄養学1 級と多数の資格を持つ。大学卒業後、現エコール辻東京辻日本料理マスターカレッジで学ぶ。その後、飲食店、洋菓子店などに勤務。出産後、マクロビオティック、米粉、グルテンフリー、ローフードなどについて学ぶ。生米からパンやお菓子をつくることを提案し、自宅サロンにて生米パン講座、生米スイーツ講座、ローフード講座などを開催。パン教室は常にキャンセル待ちで予約が取れないほど の大人気。 「SHIORI’S VEGAN PANTRY」HP
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