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本がすき。 > 連載 > 映画がすき。〜My films, my blood 〜
             

映画がすき。〜My films, my blood 〜

  • 2022/12/26

    Canon’s note 14. 『 フォレスト・ガンプ 』

    「運命」   これまで幾度となく出会いと別れを繰り返し、今年は父を亡くし、失恋もし、一生引きずるだろうなと思った喪失感も予想より早く癒え、これからもこんな苦しい別れと、かけがえのない出会いを繰り返していくのだろうと、少し、腹を括った。   「かけがえのない出会い」なんてそもそもないのかもしれない。あ...
  • 2022/12/02

    Canon’s note 13. 『 メッセージ 』

    「I love you」   人にはみな平等に死が訪れる。なのに私たちはその当たり前の死を意識の片隅に追いやり、無尽蔵であるかのような生を貪る。いつかは終わりがくることを知っていながら、だらだらと、当たり前に、自分が、自分の大切な人達が今日も生きると信じている。   父が亡くなった。  ...
  • 2022/11/04

    Canon’s note 12. 『 トゥルー・ロマンス』

    「ロックンロール」   どうしようもなく惹かれあい、側からみれば大馬鹿なことだって、二人でならひょいとやってのけられる。次はどうしようとか、自分はこうあるべきだとか、そんな計算の枠をぶっこえた胸の高鳴りと、煌めく「直観」のスパーク。どうなったって知ったこっちゃない、今、私がこうしたいから、するんだ。...
  • 2022/10/07

    Canon’s note 11.『 8 Mile 』

    「サクセスストーリー(番外編)」   自分には才能がある。自分はいつか必ず成功する。巷のサクセスストーリー映画みたいに、己の才能の片鱗を見せつけ、見出され、段々と世界に認知されていくんだ。なんて夢見ながら、いざ人前に立とうとすると、手足は冷たくなり、脇汗が腕を伝って袖口から滴り落ちる。ガチガチと震えだす歯、喉...
  • 2022/09/09

    Canon’s note 10. 『おばあちゃんの家』

    「ごめんねと」   中学一年。みんなよりも二か月遅れて入った剣道部、初の夏休み。夏の猛稽古。クーラーのない体育館で年上の男子部員たちとの合同稽古。暑さと苦しさで苛立った先輩たちの激が次々と飛んでくる。喉はカラカラになり、稽古後には2リットルの水筒が空っぽになる。次第にごはんが喉を通らなくなり、私は人生初の夏バ...
  • 2022/08/19

    Canon’s note 9. 『ドリームチャイルド』

    「ノスタルジア」   うだるような暑さの中、毎日通った夏期講習。私の他に生徒もおらず、授業が終わっても、先生と二人で他愛のないことをずっと話していた。小学校三年生から中学二年の六年間、窮屈だった私の日常の、唯一の憩いの場としてあり続けてくれた学習塾。先生と過ごした、かけがえのない日々の思い出。  ...
  • 2022/08/05

    Canon’s note 8. 『わたしは最悪。』

    「グッド・タイミング」   これまで結婚や出産は自分の人生には全く関係のないものと思っていた。20代初めのころ、地元大阪の友達の結婚、出産というおめでたいニュースをぱらぱらと耳にするようになったが、自分とは全く違う世界の話のように聞いていた。ここは私の戦場、東京。自分にそんなシアワセは必要ない。これまで人並み...
  • 2022/07/22

    Canon’s note 7. 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

    「サクセスストーリー」   好きなサクセスストーリー映画は何ですか?と問われるといつも、とても迷う。 「ロッキー」、「プラダを着た悪魔」、「幸せのちから」、「8mile」…? 最後に夢が叶うのか?大金持ちになるのか?復讐を遂げるのか?恋愛が成就するのか?   本当に様々なサクセスの形があると思う。例...
  • 2022/07/08

    Canon’s note 6. 『ソウルフル・ワールド』

    「日常にハグを」   芸能活動に支障をきたさぬようにと真面目に過ごした大学時代。大学4年の秋、この頃には単位も取り終わり、かといって打ち込む仕事もオーディションもなかった私の日課は、当時住んでいた三鷹駅から玉川上水沿いの「風の散歩道」を歩いて井之頭公園に行き、そこのベンチに腰掛け読書をすることだった。のどかな...
  • 2022/06/24

    Canon’s note 5. 『最強のふたり』

    「ピュア」   駅の階段でベビーカーを下ろそうとしている母親を見つけた。咄嗟に「持ちますよ」と声をかけ、彼女と一緒にベビーカーを下ろした。彼女は「ありがとうございます」と言ってホームの端へと消えていった。   昔、何か人の役に立つことをすることに戸惑いを覚える時期があった。目の前にSuicaを落とし...
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