巨人軍の2010年代をプレイバック【2010年】中軸オガラミの成熟期・生え抜きスターの阿部が44本塁打、坂本が31本塁打を記録
お股ニキ(@omatacom)の野球批評「今週この一戦」

ryomiyagi

2020/05/21

新型コロナウイルスの影響で、開幕の見通しが立たないプロ野球。
こんな時だからこそ、過去を振り返ってみるよい機会かもしれません。そこでプレイバック企画として、お股クラスタの一人、ゴジキ氏(@godziki_55)に2010年代の巨人軍を振り返ってもらいました。

 

 

2010年
シーズン成績:79勝64敗1分 勝率.552 3位
ポストシーズン成績:CS 1st 2勝0敗、Final 1勝3敗

 

2010年のシーズンを通して、打線は1番に座っていた坂本勇人が遊撃手ながら31本塁打を含む打率.281 31本 85打点 OPS.836の成績を残し、3番の小笠原道大が打率.309 34本 90打点 OPS.953という安定した成績を残した。

 

さらに、4番アレックス・ラミレスが打率.309 49本 129打点 OPS.951の成績で本塁打王、打点王の二冠を獲得。ラミレスに関しては、2010年のシーズンに限らず、キャリアを通して得点圏打率の数字以上に「勝負強さ」が随所に見られ、「打点を生み出す能力」や「クラッチ力」は非常に高いものであり、「4番らしい4番打者」という選手であった。

 

阿部も捕手としては、野村克也や田淵幸一に続く、次ぐ歴代捕手では3人目のシーズン40本塁打(44本)を含む 打率.281 44本 92打点 OPS.976の成績を残した。個人的にも、特に、一番印象深い場面はやはり阿部が40発目本塁打を放ったシーンは非常に印象深い場面だ。

 

また、投手陣では2009年のシーズンで二桁勝利を挙げた高橋尚成がメジャーへ移籍した。

 

内海哲也、ディッキー・ゴンザレスらの先発陣の不調や、クローザーを担っていたマーク・クルーンの衰え、越智大祐の勤続疲労、山口鉄也の先発転向による救援陣の不安定さがあった。

 

そんな状況の中、東野峻が先発陣の勝ち頭として、孤軍奮闘の活躍を見せた結果、二桁勝利を含むキャリアハイの成績を残した。

 

救援陣では、久保裕也も柱としてチームトップの79試合を含む、8勝1敗 32H 防御率2.77の成績を残す活躍もあり、シーズン終盤まで中日、阪神と優勝争いを繰り広げたシーズンであった。

 

その他の記録やタイトルホルダーでは、ルーキーである長野久義が亀井善行、谷佳知からレギュラーを奪取した形で、打率.288 19本 52打点 OPS.821の成績で新人王を獲得。また、脇谷亮太が仁志敏久以来となる、巨人の二塁手として規定打席に到達した。

 

さらに、セリーグ記録の15試合連続得点などを記録し、キャリアハイとなる打率.273 7本 43打点 28盗塁 OPS.729と言った成績を残した。

 

シーズンの中で多くの名場面が生まれたが、最も強く印象に残ったのは、やはり4月24日の木村拓也コーチの追悼試合に谷が放った満塁本塁打であり、プロ野球ならではの感動をもたらしたのは間違いない。

 

【主な先発陣】

 

東野峻 13勝8敗 157回 防御率3.27
内海哲也 11勝8敗 148回 防御率4.38
藤井秀悟 7勝3敗 122回 防御率3.76
ゴンザレス 5勝13敗 132回2/3 防御率5.29
朝井秀樹 4勝1敗 49回1/3 防御率2.01

 

【主な救援陣】

 

山口鉄也 73試合 8勝3敗 20H 防御率3.05
久保裕也 79試合 8勝1敗 32H 防御率2.77
越智大祐 59試合 4勝4敗 21H 防御率3.20
MICHAEL 37試合 1勝0敗 5H 防御率1.93
クルーン 52試合 4勝3敗 25S 防御率4.26

 

【主な野手陣】

 

坂本勇人 打率.281 31本 85打点 OPS.836
小笠原道大 打率.308 34本 90打点 OPS.953
ラミレス 打率.304 49本 129打点 OPS.951
阿部慎之助 打率.281 44本 92打点 OPS.976
脇谷亮太 打率.273 7本 43打点 OPS.729
長野久義 打率.288 19本 52打点 OPS.821
松本哲也 打率.287 0本 22打点 OPS.672
高橋由伸 打率.268 13本 56打点 OPS.804
エドガー 打率.263 12本 44打点 OPS.798

お股ニキ(@omatacom)の野球批評「今週この一戦」

お股ニキ(@omatacom)(おまたにき)

野球経験は中学の部活動(しかも途中で退部)までだが、様々なデータ分析と膨大な量の試合を観る中で磨き上げた感性を基に、選手のプレーや監督の采配に関してTwitterでコメントし続けたところ、25,000人以上のスポーツ好きにフォローされる人気アカウントとなる。 プロ選手にアドバイスすることもあり、中でもTwitterで知り合ったダルビッシュ有選手に教えた魔球「お股ツーシーム」は多くのスポーツ紙やヤフーニュースなどで取り上げられ、大きな話題となった。初の著書『セイバーメトリクスの落とし穴』がバカ売れ中。大のサッカー好きでもある。
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