アダルトグッズの営業女子が、売るのに苦労した商品を紹介します! 「どデカい〇〇」【オナホ売りOLの日常 vol.9】
オナホ売りOLの日常

bw_manami

2019/07/26

 

営業はつらいよ

 

ケツホール(正しい名称は「プリ☆ケツ シリズリーナ」)を売るのは骨の折れる仕事でした。

 

このケツホールが発売されたとき、10個買ってくれたら1個プレゼントというキャンペーンを実施しました。郊外の広い店舗なら個数が多くても展開できますが、わたしが担当する都内の店舗は売り場面積も狭く、大量の受注はとれません。入社三か月、理不尽な仕事だなと思いました。

 

「どんどんケツ売れ」と鬼のようなことは言われましたが、上司はいいアドバイスもしてくれて、都内が難しいなら、他の営業が行けてない地方の店舗に電話したらいいと、営業に行けてない地方店舗があることを教えてくれました。

 

さっそく、売り上げデータから、地方で売り上げの高い店舗をピックアップし、電話営業を開始。10個買ってくれる店舗は少なかったですが、5個以上とったら会社にあるパンツをつけます、ローションつけます、と独自で購入特典を用意したら、少ない個数ですが発注してくれる店舗が出てきました。

 

電話営業の他に売る方法もないので、わたしも必死です。100件近いリストを完了させるために、毎日のように夜10時過ぎまで作業し、担当者が深夜勤務している店舗には明け方、自宅から電話をかけることもありました。

 

苦しい仕事でしたが、何十件も電話した経験によって、営業トークもスラスラできるようになりましたし、知らない店舗に電話営業するのも怖くなくなりました。

 

そしてなにより、「そんなに必死に営業するなら仕方ないな」とホールの注文をもらった経験は、営業としての自信になりました。営業になったばかりで不安だったわたしは、電話越しのお客さんに支えられ、育ててもらったように感じています。

オナホ売りOLの日常

文:堀江もちこ(ほりえ もちこ) マンガ:菅原県(すがわら けん)

この連載は…
大人のおもちゃメーカーで働く営業職OLの日常を、マンガとエッセイでつづります。
「どんな仕事をしているの?」「エロいことばかりしてるの?」などのよくある質問にお答えしつつ、日々、オナホを売る中で感じたことなどをつらつらとお届けします。

文:堀江もちこ(ほりえ もちこ)
AVやアダルトグッズを制作・販売する株式会社トータル・メディア・エージェンシー(TMA。グッズ部門の名称はタマトイズ)の営業担当。勤続3年目。営業以外にパッケージのライティングやコスプレをすることもある。推しの自社商品は「もぎゅっと!HUGボディ」「俺専用中出し肉便器」。好きなAV女優はあべみかこ。
ツイッター @CO_mochi_mochi
ブログ http://mochi-mochi.hateblo.jp/

マンガ:菅原県(すがわら けん)
マンガ家・イラストレーター。2004年、集英社主催のギャグ漫画新人賞年間グランプリを受賞。その後、「週刊ヤングジャンプ」で連載デビュー。雑誌、Web、書籍などで幅広く活動中。主な作品に『モンスターOLうるみ』(マイナビニュース)、『Mr.上から目線』(LINEスタンプ)などがある。
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