アダルトメーカー営業女子がよく聞かれる質問「なんでこの業界に入ったの?」「エロいことが好きだから?」【オナホ売りOLの日常 vol.40】
オナホ売りOLの日常

bw_manami

2019/09/09

■そもそも

 

小さい頃からエロいものに興味があったと話すAV女優さんは多いですが、わたしは中学高校とエロにはあまり興味がありませんでした。マンガオタクだったので、エロ同人誌を友達と見ていたことはありますが、エロとの接点はそのくらい。20代前半まで、AV女優さんの名前なんてひとりも知りませんでした。

 

エロと距離のあったわたしが、この業界に入ったのは、大学1年生のとき。社会学概論の講義の中で、ルポライター永沢光雄さんが書いた『AV女優』(ビレッジセンター出版局)という書籍を紹介され、それを読んだことがきっかけです。アダルト雑誌に掲載していたAV女優へのインタビューをまとめた一冊で、AV女優さんひとりひとりの抱えた過去や仕事に対するまじめな姿勢が書かれています。

 

この本を読んだことで、それまでわたしが持っていた「アダルト=卑猥、嫌らしい」といったマイナスイメージが、「AV女優ってエロいだけの女の子じゃないんだ」と変わっていきました。こんなふうに、読んだ人の考えを変えるようなものを書きたい。そして、取材した人の中身を引き出せる永沢さんみたいなライターになりたい。漠然と物を書くことへ憧れるようになりました。

 

それから、2年ほどたった頃。AVに関わる仕事も、ライターの仕事も特にすることなく、大学に行きながら都内のガールズバーでアルバイトをしていました。そこにたまたま、友達がエロ本の編集をやっていると話すお客さんがきたんです。彼に『AV女優』という本が好きなこと、ライターになりたいことを話すと、友達の編集部でライター募集してないか聞いてくれて、そこから、成人向け雑誌でライターをすることになりました。

 

AVを観て250文字程度の紹介文を書く簡単な仕事でしたが、女の子のエロさ、可愛さ、きれいさ……彼女たちの魅力を見つけ文字にすることはとても楽しかった。ライターの仕事をしたことで、大学を卒業した後もアダルト業界で働きたいなと考えるようになりました。

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