アダルトメーカー営業女子が「女の子」扱いされることに対して思うこと【オナホ売りOLの日常 vol.41】
オナホ売りOLの日常

bw_manami

2019/09/10

■「女の子」扱いされたとしても

 

この業界では、営業も制作も女性が少ないため、紅一点になる場面もあります。女だからと楽をさせてもらったり、ひいきされたりはないけれど、「若いね、可愛いね」と言われる場面はあると思います。人によっては、特別チヤホヤされていると感じるかもしれません。

 

わたしたちはあくまでスタッフの側。どんなに女の子扱いされたとしても、一番、女の子であり、特別扱いされるのはAV女優さんです。しかし一方で、AV女優さんに対して厳しい目で見ているスタッフさんもいます。ある女性の制作スタッフさんが「女優さんが遅刻してきた」と憤慨していたのですが、その理由は「“わたしはAV女優だから当たり前”みたいな態度なんですよ」というものでした。

 

たしかに、遅刻が原因で共演のAV女優さんに迷惑をかけてしまったり、スタジオの延長料金をとられて撮影予算をオーバーしてしまったりしたら困ります。でも、AV女優さんに、「自分の常識」みたいなものを押し付けるのがいいことなのか、そのとき、わたしには分からなかった。

 

わたしが大学生でエロ本のライターをしていたとき。あるAVプロダクションの社長さんがこんなことを言っていました。「AVに出る女の子から、個人的な相談も、悲しい話もたくさん聞く。色々抱えている子もたくさんいる。大変なことも多いだろうから、仕事のときだけ、笑顔で元気よくしてくれればそれでいいと思っている。それ以外は求めてないよ」。

 

今、仕事をしていて、同じように思うときがあります。色んな事情をかかえて裸になり、男性の理想の女の子として、カメラの前に立つ。仕事に対してストレスもあるでしょうし、疲れてしまうこともあるでしょう。

 

だから、お客さんとカメラの前だけ最高に可愛い子でいてくれればそれでいいよ。気を使わなくていいよ。心身ともにハードな仕事をしている彼女たちだから、せめてわたしたちの前だけでも気を張らないでほしいな。

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