アダルトメーカー営業女子が考えるセクハラ事情「自分も加害者になるかもしれない」【オナホ売りOLの日常 vol.42】
オナホ売りOLの日常

bw_manami

2019/09/11

■セクハラ事情(1)

 

コンビニでエロ本のコーナーを見て一瞬目を背けたり、テレビのエロいシーンになると誰も話さなくなり気まずくなったり……エロ=許容できないモノ、どう対処していいか分からないモノという抵抗感が一般の方にはあると思います。

 

わたしもこの仕事をする前は、エロ本を見ないようにする感覚がありました。ただ、アダルトグッズの営業をしていると、エロいモノを目の当たりにしてどうしていいか分からない感覚はなくなります。エロに対する耐性ができすぎてしまって、抵抗なく下ネタも話せてしまうんです。自分がエロに対しての抵抗感がなくなっている。気が付かないうちに周りを不快にさせていないかなと心配になります。

 

この仕事に就く前、わたし個人としては「下ネタ」はあまり得意ではありませんでした。今では、エロい言葉を使いながら商品説明しますが、それでも、個人的な性の話題は苦手です。そういった話をする人を悪いとは思いませんが、わたしは自分のプライベートな部分を詮索しないでほしいし、身近な人の個人的な話もあまり聞きたくありません。

 

だから、性的な話を嫌だな、不快だな、と思う感覚は理解できます。もしかしたら、アダルトグッズについて話すこと、それ自体が人によってはセクシャルハラスメントに感じてしまうかもしれない。

 

「セクハラをする」というと男性から女性にするものというイメージがありますが、女性から男性、女性から女性へのセクハラも存在しています。ただ、ステレオタイプなイメージがあるからか、普段は被害者になっている女性に対して「それセクハラです!」と訴えるのはすごくやりにくいだろうと感じます。

 

わたしに対しても「セクハラですよ」と言いにくいと思うんですよ。きっと。なので、空気を読むのは個人的には苦手だけど、言っちゃダメな場面ではできるだけ、エロい話はしないように心がけています。自分が加害者になるかもしれないという認識は忘れないようにしたいですね。

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