おうちにある意外なものでできる!鬱々解消、ヘッドマッサージの秘訣
余慶尚美『毛髪診断士がズバリ解決!髪と頭皮のSOS』

ryomiyagi

2020/04/17

みなさん、こんにちは。3時代を駆け抜けたヘアケアリスト(毛髪診断士)の余慶尚美です。

 

いつ終息するか分からない新型コロナウィルスの状況下、家で鬱々と過ごす時間が長くなり、気が滅入ってしまいますよね。今回はそんなときに試していただきたい、気分がリフレッシュできるヘッドマッサージのやり方をご紹介します。

 

■レンゲでリフレッシュ!

 

気が滅入っているとき、イライラしたときに「ヘッドマッサージ」をすると、脳への血流が改善され、脳疲労回復につながりリフレッシュできます。

 

そして、このヘッドマッサージで使っていただきたいアイテムが「レンゲ」です。

 

何故、レンゲがおススメというかというと頭をほぐしやすいこと、そして、中国の民間療法の「カッサ療法」で用いるプレートに働きが似ているという点です。因みに、カッサは、漢字で「刮痧」と書き、「刮(かつ)」が削る、そして、「痧(さ)」は、滞っている血液のことを意味します。

 

カッサ療法は、専用プレートを用い、滞っている血流を改善させるというもので、まさに東洋医学的デトックス療法のひとつです。今回は、カッサの専用プレートを「レンゲ」に持ち替え、脳の癒しにつながるヘッドマッサージを気軽にしてみようというもの、是非、ココロのデトックスも図ってみてください。

 

 

レンゲによるヘッドマッサージは、頭全体を摩りながらマッサージするというとっても簡単なものです。その際、レンゲの柄の部分全体や下の画像のように先端部分を使うとより効果的です。

 

もちろん柄の部分だけなく、レンゲならばすべての部分が使えますのでご自分のお好みで試してみてください。特に肩こりや眼精疲労がある方は、側頭部と後頭部がゴリゴリした感触があり、痛みを伴うと思います。

 

そのゴリゴリこそ、血流の滞りの現れ、毒素の塊です。頭皮は顔だけでなく、首や僧帽筋、肩甲骨まわりにも繋がっているので、頭皮をほぐすことは、頭痛や肩こりの改善にいいでしょう。少ししただけでもかなり気持ちよく、リフレッシュできると思います。

 

 

また、日頃の髪をブラッシングするときに「マッサージブラシ」を一本加えてみるのもいいでしょう。AVEDAの「パドルブラシ」やアッカカッパの「プロテクションヘアブラシ」などは頭皮を刺激して気持ちいいと人気が高いブラシです。

 

■気持ちの切り替えにつながる2つのツボ(※1)

 

ヘッドマッサージの際、特に押さえておきたいツボが二つあります。一つ目は、「百会(ひゃくえ)」。両耳を頭頂部で繋げたところと顔の中心部を走る正中線が交差する点です。
百会(※2)は、ヘッドマッサージには欠かせない万能ツボとなります。精神・情緒のコントロールだけでなく、頭痛やめまい、眼精疲労にも効果的です。

 

もうひとつは「風池(ふうち)」というツボで、特にイライラが止まらない!という方におススメです。場所は、少し上を向いた時、背骨から指を摩りながら上がって指が止まるくぼみと耳の下を結んだラインの中間点です。

 

東洋医学では、「風」「火」は上に行きたがる性質があるとされ、家にいるとイライラし、頭がポーッと熱くなったり、目が充血したりといった症状がでてくるのですが、これは頭部に風や火が溜まっている状態とされています。「風池」を刺激してあげると、そういった症状を改善し、イライラや情緒不安定な状態も改善してくれます。

 

Point! ツボは、痛気持ちいいよりも少しだけ痛いと感じる程度の強さで3〜5秒×3〜5回程度を目安に刺激してください。爪を立てて頭皮、お肌を傷つけること、やりすぎには気を付けましょう。

 

(参考)
※1:東洋医学では、人間は「気」「血」「水」の3つの要素で構成されていると考えます。その「気」と「血」の通り道は「経絡」と呼ばれ、人間の体には経絡が隅々まで張り巡らされています。主な経絡は14本で、胃や大腸など五臓六腑のどこかに繋がっていたりします。経絡は、身体の奥深い部分を走っていたり、身体の表面部分を走っていたりもし、ある特定の臓腑(ぞうふ)に繋がります。その身体の表面の浅い部分を走っているところの反応点が経穴であり、通称「ツボ」です。2006年には、WHO(世界保健機関)でも361のツボ「鍼灸療法」が認められました。ツボの多くが頭部にあり、頭を刺激すれば、何かの臓腑に繋がるツボに当たるといってもいいでしょう。そういう意味でも頭皮マッサージは、非常に効果的です。

 

※2 百会は、目の充血、眼精疲労、視力低下、頭痛、めまい、耳鳴り、抜け毛など頭部の症状から、循環器系の症状消化器の症状、神経や精神的症状にまで、幅広く効果がある万能ツボとして知られています。「百会」の名前の由来は「百(多数)の経絡が会する(集まる)所」と言われます。専門的には、百会はカラダの正中線の「督脈」に属しますが、その他にも手の「少陽三焦経」、足の「少陽胆経」、足の「太陽膀胱経」、足の「厥陰肝経」の五つの経絡とつながっています。そのため、「百会」は非常に重要な万能ツボで、刺激することによって、色々な症状の改善につながり、内臓や筋肉、神経、血管、リンパなどに広く働きかけることができるのです。

毛髪診断士がズバリ解決!髪と頭皮のSOS

毛髪診断士&美巡家 余慶尚美

毛髪診断士(美巡家)
広告代理店、外資系企業にて勤務当時に自身が重い体調不調に悩んだことから、ココロとカラダの両面をケアする「巡り」に着目。
2007年よりリンパドレナージュサロン「Flow」を経て、美巡和漢サロンを白金高輪にて主宰。
現在は、毛髪診断士として「巡り」を起点に髪の毛の健康を提唱し、メディアに多数出演。
自身がプロデュースするヘアケア商品を開発中。

<資格>
毛髪診断士
国際薬膳師・国際薬膳調理師 / 漢方養生指導士
ナチュラルセラピスト/ヘルスケアリンパドレナジスト
コルグン顔縮小セラピー:골근 얼굴축소 테라피(大韓骨筋リンパ協会)
オーガニックアドバイザー
鹿児島市産業創出「食・健康」アドバイザー
大韓薬膳料理専門家:약선요리전문가
大韓キムチソムリエ(Republic of Korea World Food Culture Center)
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