• 日本語は悪態・罵倒語が面白い

    長野伸江(ながののぶえ)

日本人は、「悪」であるはずの悪口が言い方によっては親しさや愛情表現になる、という共通認識を古くからもっていた。「バカヤロー!・ブス・甲斐性なし・犬畜生・泥棒猫・クソ食らえ」――、日本語の中の悪態・罵倒語に焦点をあて、その用法の変遷を振り返り、現代を生きる私たちとの関わりを考える。クスリと笑えて奥深い、日本語を味わう一冊。

目次

  • 序章 バカヤロー!あいさつから愛と悲しみまで
  • 第1章 ブスとババアと淫乱と―女をののしる(ブス/ババア/大根足/淫乱)
  • 第2章 弱くてくさいは甲斐性なし―男をののしる(弱い/ふぐりなし/甲斐性なし/くさい)
  • 第3章 犬は畜生、猫は泥棒―動物の悪態(犬畜生/泥棒猫/豚野郎/オオカミ少年)
  • 第4章 鼻くそほじって、クソ食らえ―排泄物で嗤う(屁のような/小便たれ/鼻くそ/クソ食らえ)
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