• 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて

    藤井一至(ふじいかずみち)

土は地味だ。その研究者の扱いも、宇宙飛行士とは雲泥の差がある。空港で土とスコップの機内持ち込みを謝絶されて落ち込んでいる大人を見たことがあるだろうか。
業務として土を掘っているのに、通報され、職務質問を受けることすらある。やましいところは一切なく、土を掘るのを仕事にしている。何を好き好んで土なんて掘っているのかと思われるかもしれない。家や道をつくるためでもなければ、徳川埋蔵金を捜すためでも……ない。
100億人を養ってくれる肥沃な土を探すためだ。世界の土はたった12種類。しかし、毎日の食卓を支え、地球の未来を支えてくれる本当に「肥沃な土」はどこにある? そもそも土とは一体何なのか?

泥にまみれて地球を巡った研究者の汗と涙がにじむ、一綴りの宝の地図。

目次

  • まえがき
  • 第1章 月の砂、火星の土、地球の土壌
  • 第2章 12種類の土を探せ!!
  • 第3章 地球の土の可能性
  • 第4章 日本の土と宮沢賢治からの宿題
  • あとがき
  • 著者紹介

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