ryomiyagi
2020/11/16
ryomiyagi
2020/11/16
来年より本格的に突入する”風の時代”は「こうあるべき」という人間界だけの”常識”から解放されていくフェーズ。
先月上梓されるや瞬く間に重版された話題の書『星2.0』の著者yujiさんによる、「2021年以降の世界の歩き方」を、出版記念イベントよりお伝えします(その1よりお読みください)。
2021年のコアエネルギーである水瓶座力を高めるためには「獅子座力」の活性化を!?
「占星術に詳しい人はご存知と思いますが、水瓶座は獅子座と対になっています。”水瓶座の力”を活かしたい来年は、獅子座の力を意識した方がいい年。獅子座の力が何かというと『I create』であり『I will』です。つまり”自分の王国をつくる”力なんです。具体的なことでいうと、自分の好きなことや、自分が熱量を注げることを集中的にやった方がいいです。そうすることによって自分の王国ができ、王国が連合王国になり、みんなが楽しく生きていけるという形になっていく。そのためにもまずは、自分が自分の王様、女王様となる王国をつくること。『自分なんて』『自分なんかが』という”自分なんか病”を患っている人は、その状態からアディオス! して、自分の中の”天才性”を見つけて、どんどん出していけたらいいですね」
”本邦初公開”という獅子座力のお話にますますヒートアップした会場より飛んだ次なる質問のテーマは「月」。
一般的な「星座占い」は自分の生まれた時の太陽星座を読むが、西洋占星術では太陽以外にも、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星という10天体を使う(さらに考慮するポイントはそれこそ星のようにあるが……)。なかでも、近年の西洋占星術界では、”月論争”なるものも起こるほどに「月」が熱い。
「月については、さまざまな見解の方がいらっしゃいますが、僕の考えを簡潔に言いますと、『月はプライベートで使え』でしょうか。月を使うのは全然いいと思いますが、あくまでも月は、過去性から引っ張ってきているものとして、”解脱”していかなくてはいけないポイントだと思っています。なので、個人の楽しみとして、プライベートの空間で使うくらいがいいかもしれません。例えば僕は月が牡牛座なんですが、暇があったらちょいちょい甘いものをつまんだりして、”牡牛座の月”を満たしていて(笑)。人間は心がある生き物ですから、そんな風に心のケアをし、癒していくことはとても重要です。それをするために”月を使う”のはいいと思いますね。
公のことで話すと、僕は、もともとプロダクトデザインをやっていたんですが、そのように”美意識を活かす”のはまさに牡牛座の領域。だからそういうことができたと思いますが、でも、それを続けていても『進化がない』ので、どこかでストップがかかる。前世と同じことをしていても仕方がないですからね。それで結局、今の仕事をする流れになりました。だから、月は、公ではなくプライベートユースにとどめておくのが僕はベターだと思います。公のことで使うとしたら、太陽に移るまでの地盤作りにはOKだけど、地盤、基盤さえできたら、そこでとどまるのではなく、次のステージにダイブした方がいいかもしれません」
お客さんからの質問で始まった「月」のお話は、ここからさらにディープな展開に……。それについては次回の最終回へ。
『星 2.0』光文社
yuji /著
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