• 日米ビジネス30年史

    植田統(うえだ・おさむ)

agarieakiko

2019/03/04

バブル経済時代、日本の一人あたりGDPはアメリカより10%多かったのが、今では30%劣後する状況になった。また、バブル経済時代には、世界の株価時価総額ランキング上位を日本企業が独占していたが、今ではアメリカのIT企業が上位を独占するようになった。

 

こうして、この30年の間で日米のビジネスは、完全に逆転した。

 

強いアメリカ、弱い日本。
日本は、日が沈みゆく国になってしまった。

 

どうしてそうなってしまったのかを明らかにしようと思ったのが、本書を書こうと思ったきっかけである。

 

1980年代から10年ずつに区切って、日米の有名企業の成長や失敗の歴史を細かく見ていくことで、その要因を明らかにしていきたいと思う。(「はじめに」より)

目次

  • はじめに
  • 序章 マクロ的にみる日米ビジネスの30年
  • 第1章 80年代 Japan as No.1とアメリカの変革
  • 第2章 90年代 バブル崩壊から抜け出せない日本経済とIT化、グローバル化するアメリカ経済
  • 第3章 00年代 20世紀モデルで立ち止まる日本経済と21世紀型への変革を遂げるアメリカ経済
  • 第4章 10年代 20世紀モデルから抜け出せない日本企業とIT化で疾走するアメリカ企業
  • 第5章 日米ビジネス30年史から見えてきたもの
  • おわりに
  • 参考文献
  • 著者紹介

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