akane
2018/06/26
akane
2018/06/26
「女も男もゲイも、何を求めて彼らを買うのか? それは『セックス』ではなく『私』。『私』の回復、『私』の発見、『私』の確認なのだ。
『性』とは常に『私』をめぐる物語なのである」――中村うさぎ(作家)
「その昔『闇の男』と呼ばれた男娼には、① 女装で男性の相手② 女装で女性の相手③ 男性で男性の相手④ 男性で女性の相手の4類型がある。本書はその内①③④の『生』と『性』を描き出す」――三橋順子(ジェンダー/セクシュアリティの社会・文化史研究者)
これまであまり語られることのなかった「男性セックスワーカー」のリアルな生態を、当事者インタビュー中心にまとめた一冊。出張ホスト、ウリセンボーイ、ニューハーフヘルス。セクシュアリティを始め、さまざまな事情を抱えた10人のライフヒストリーからから見えてくるのは、日本に生きる私たちの抱える社会問題や課題である。
1974年生まれ。宮城県石巻市出身。 アダルト系出版社を経てフリーランスのライターに。現在はおもに女性週刊誌で執筆。 政治家、文化人、芸能人、風俗嬢、ウリセンボーイ等と幅広い取材活動を行う。 2002~2006年までタイ・バンコクに在住。現在、新宿二丁目在住。著書に『風俗嬢という生き方』(光文社 知恵の森文庫)がある。
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