ryomiyagi
2020/04/27
ryomiyagi
2020/04/27
構想30年超、著者渾身の書き下ろし「アイドル日本映画クロニクル」。
「アイドル映画」という言葉が使われるようになったのは、どのあたりからだろうか。ここでは、そうした作品が盛んにつくられていた60年代から80年代までの約30年間を「アイドル青春映画の時代」と呼びたい。(中略)その時代に、十代、二十代を過ごした皆さんは、大なり小なりアイドルに関心を持ったに違いない。「アイドル青春映画」を観に映画館へ通った方も、少なくないと思う。そんな皆さんと記憶を共有するためにも、いつか、この時代の映画についてきちんとまとめたいと考えてきた。(本書「まえがき」より)
(てらわき けん) 映画プロデューサー、映画評論家、落語評論家、京都造形芸術大学客員教授。1952年福岡市生まれ。 東京大学法学部卒業後、文部省に入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、 高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、大臣官房審議官などを経て、2002年より文化庁文化部長、 2006年退官。著書に『危ない「道徳教科書」』(宝島社)、『新編・ロマンポルノの時代』(光文社知恵の森文庫)など。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.