ryomiyagi
2020/04/27
ryomiyagi
2020/04/27
就活で終わらない一生のプロジェクトの道案内
自己分析は、日本の多くの若者が実践するポピュラーな作業だが、字面は何とも意味深であり、その過程で誰もが苦悩する。
それもそのはず、「自分とは何か」という問いは人類が生まれてこの方、考え続けてきた謎だから。
とはいえ、就活で一旦、自分を知り志望は何か「暫定解」を出さなければならない。
その攻略法を多彩な自己分析ツールを挙げて論じ、さらに人生そのものにおいて「本当の自分」に迫る術を、哲学者の足跡をもとに探る。
複数の人物によるディベート形式だから共感するキャラが見つかるかも。探求を続ける老若男女のための手引き。
(たかはししょういちろう) 國學院大學教授。専門は論理学・哲学。著書は『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』『ゲーデルの哲学』(講談社現代新書)、『反オカルト論』(光文社新書)、『愛の論理学』(角川新書)、『東大生の論理』(ちくま新書)、『改訂版 小林秀雄の哲学』(朝日新書)、『哲学ディベート』(NHKブックス)、『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)、『科学哲学のすすめ』(丸善)など。情報文化研究所所長、JAPAN SKEPTICS副会長。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.