BW_machida
2022/12/20
32歳、がんで旅立ったママが、4歳の双子に残した笑顔と言葉
BW_machida
2022/12/20
「4歳の娘たちに、私の死をどう伝えたらいいですか?」
がんになった母親は、こう語ったという――。
その母親はみどりさん、32歳。病名はスキルス胃がん。ステージ4。双子の娘はまだ4歳。がんと診断され、最期を迎えるまでに、母親と家族は、何をどう選択したのか。何に悩み、どう生きたのか。そして、母親が娘たちに残した2冊のノートには、何が書かれていたのか。
若いがん患者と家族、医療者たちの実像を描き、在宅医療の現実にも迫る感動のノンフィクション『2冊のだいすきノート』(田村建二著、光文社)から冒頭の一部を公開します。
朝日新聞記者。一九六七年、神奈川県川崎市生まれ。一九九三年、朝日新聞社入社。福井支局、京都支局(いずれも現総局)を経て、東京科学部に所属。その後、名古屋社会部、大阪および東京の科学医療部、医療サイト「アピタル」編集長などを経て、二〇二二年四月から東京くらし報道部に在籍。編集局編集委員。生殖医療、いわゆる生活習慣病、がん、遺伝子診療などの分野を担当し、新型コロナウイルス感染症の取材にも関わる。Twitter @tamurak4
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