BW_machida
2020/10/22
「残念なシニア」をつくらないために
BW_machida
2020/10/22
少子化の進展により、日本の生産年齢人口は急激に減少中。そして、バブル期入社組の大量定年退職が秒読みに入ったことで、労働力不足はさらに深刻さを増している。2020年代において、労働力不足を補うもっとも手近、かつ有用な人材は、世にあふれるシニアたちをおいて他にない。
しかし、小手先の定年延長を行えば、「残念なシニア」が大量に生みだされ、企業のみならず日本経済全体の後退をも引き起こす。会社の将来を憂う経営者や人事部員、これから定年を迎える会社員、そしてすべてのシニア予備軍へ、気鋭の人事コンサルタントが送る“正しい定年延長”の提言書。
「定年延長は、社員と企業双方にとって健全な人材マネジメントを実現するチャンスです。“あるべき定年延長”を検討する際の参考として、本書が皆さんに活用いただけることを、心底願っています」(「あとがき」より)
(いしぐろたろう)1973年生まれ。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社コンサルティング事業本部組織人事戦略部長・プリンシパル。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、1996年、株式会社デンソー入社。以来17年間、人事部門に在籍し、うち約4年半を北米生産法人の人事・総務部門の責任者として海外駐在。その後、事業部門の事業企画管理職を経て、2016年、コンサルタントにキャリアチェンジ。人事の実務および管理職としての国内外での経験、ノウハウ、現場感覚に基づき、顧客目線に立ったサービスを提供している。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.