ryomiyagi
2020/10/21
ryomiyagi
2020/10/21
文豪による恋愛、たとえば、相思相愛、片想い、一目惚れ、失恋、結婚、浮気、不倫といったテーマに関して、作品の時代性や現代との整合性について考察することは今日的な意味があります。
たとえば、統計的なデータを用いて解説するだけでも、恋愛への知見を論理的に深めることができるでしょう。
このような観点から、これまで文学者や評論家が言及してこなかった作品の新しい魅力を浮き彫りにし、より深く名作を読み込むことが本書の狙いです。(「はじめに」より)
(もりかわとものり) 1955年群馬県生まれ。早稲田大学国際教養学部教授。政治学博士。 早稲田大学政治経済学部政治学科卒、ボストン大学政治学修士号、オレゴン大学政治学博士号取得。 専門分野は日本政治、恋愛学、進化政治学。早稲田大学の講義「恋愛学入門」は学生に絶大な支持を得ている。 恋愛学の著書としては『ロンブー淳×森川教授の最強の恋愛術』(田村淳との共著、マガジンハウス)、 『一目惚れの科学』(ディスカヴァー携書)、『黄昏流星群学〜54歳からの恋愛聖書(バイブル)〜』(弘兼憲史との共著、小学館)等がある。
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