akane
2018/03/09
akane
2018/03/09
生きてりゃ普通にみんな無理している!だから……
「弱っているときはじっとしていろ。
英気を養い、再起の機会を待てばいい。
人間、立ち直る力だ」
人は生きていればつらい目にあうし、下を向いてしまうこともある。前に進めないときもある。そんな弱った心にじんわりとしみわたる温かな言葉たち。紡ぐのは、作家・辻仁成。もとは中学生の息子へ贈るための言葉だったが、本書では、この地球上のすべての人に向けて編纂。今ある暗い気持ちがふっと楽になる、明日も生きてみようと思える、愛あるメッセージ集。
東京都生まれ。フランス在住。1989年『ピアニシモ』ですばる文学賞を受賞し、作家デビュー。1997年『海峡の光』で芥川賞、1999年『白仏』で仏フェミナ賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。多数の著書があり、世界各国で翻訳されている。現在は、ミュージシャン、映画監督、演出家として多岐にわたり活躍中。Twitterでは、自身の息子に向けて紡いだ言葉が大きな反響を呼んでいる。
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