akane
2018/08/09
akane
2018/08/09
医師として国内外で精力的に活動する著者が出会った、数々の命の輝き――。
著者自身の幼少期の父との思い出や、末期がん患者から小学生への“最期”のメッセージ、「体は不自由だけれど、私は自由だ」と語る脳性麻痺の女性患者との出逢いなどポジティブに、へこたれずに生きる人々をあたたかなまなざしで描く、珠玉のエッセイ集。
「あなたもぼくも 生きにくい今という時代を へこたれないで生きている。(中略)でも…… ぼくら人間は時々へこたれる それが人間 それでいいんだ」(本文より)。
読後、きっと暖かな涙があなたの心を洗い流す。現役医師にして人気作家・カマタ先生の“元気が出る”一冊です!
1948年東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県茅野市の諏訪中央病院で医師として地域一体型の医療に携わり、1988年、同病院院長に就任。2005年より同病院名誉院長。チェルノブイリやイラクへの医療支援のほか、東日本大震災や熊本地震の被災地支援を多角的に続けている。『がんばらない』『あきらめない』『なげださない』(いずれも集英社文庫)ほか著書多数。
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