• フランス人の性

    なぜ「#Me Too」への反対が起きたのか

    プラド夏樹(ぷらどなつき)

2017年にはじまった「#MeToo」というムーブメント。数々の有名人、権力者たちが糾弾・告発され、世界中がある種革命的な様相を呈する中、フランスでは女優カトリーヌ・ドヌーヴら100人の女性たちが反対声明を発表した――。

 

この時代にいったい、なぜ? 出生率2.01人の子どもを産み、育てやすい国。たとえ高齢者であってもセックスレスなどあり得ない国。子どもに8歳から性教育を施す国。大統領も堂々と不倫をする国。そんな「性」に大らかな国・フランスの現在を、在仏ジャーナリストが多角的に描く。

目次

  • 第1章 フランス人は8歳から性教育をする
  • ◆1 「性」に踏みこむフランスの教育現場
  • ◆2 なぜ早期教育なのか?
  • ◆3 「愛あってこそのセックス」という創られた伝統
  • ◆4 性教育後進国・日本と先進国・フランス
  • 第2章 キリスト教が「色気ある社会」を作った
  • ◆1 男女平等より性差を大切にする背景
  • ◆2 そもそも「恋愛」=「不倫」だった
  • ◆3 セクハラのない国
  • 第3章 不倫は「いけないこと」ではない
  • ◆1 不倫はモラルに反するのか
  • ◆2 セックスとキリスト教史
  • 第4章 セックスレスは別れる理由
  • ◆1 性への意識はどう変わったか
  • ◆2 フランスと日本におけるセックス事情の比較
  • ◆3 「恋愛力」と「おひとりさま力」
  • 終章 セックスは誰のものか
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