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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2022/11/04

    タイトルとは裏腹なフランス人向け「日本肯定論」

    長江貴士
    『理不尽な国ニッポン』河出書房新社 ジャン=マリ・ブイス/著 鳥取絹子/翻訳     タイトルを見て、「日本を批判する本だ」と感じるかもしれない。確かに、そういう側面がゼロとは言えない。しかし本書は、全般的には日本を肯定する本だ。フランス人である著者は、日本を「理不尽な国」と感じつつ、一方、「それで...
  • 2022/11/03

    帝国劇場の『レ・ミゼラブル』全七十九公演をS席で通い始めた私が飛び込んだ運命の渦

    横田かおり
    『掌に眠る舞台』集英社 小川洋子/著     舞台の上で舞い踊る者よ。 無数の瞳に晒されながら、眩い光を浴びていっそう輝く者たちよ。 退屈な日常などこの場所で囁くには相応しくない。 息つく間もないほどのめりこみ夢の世界に芯まで浸るそのひと時に、現実は煙となって立ち消える。   無防備にさら...
  • 2022/10/27

    「会話」のイメージを一変させ、豊饒な世界を現前させる一冊

    三砂慶明
    『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』 三木那由他/著   私は本書を読んで、「会話」のイメージが文字通り一変してしまった。 それはたとえば、黒だと思っていたものが実は白だったというような単純なことではなくて、ルーペでのぞいてみたら黒だと思っていたものが、さまざまな色にあふれていたという驚...
  • 2022/10/19

    歌舞伎町で「愛という名の課金」が繰り返される理由

    坂爪真吾
    『ホス狂い 歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る』小学館 宇都宮直子/著     シャンパンタワー、高額なボトル、バースデーイベント…。毎晩ホストに信じられないような金額をつぎ込む女性たち、ホストに通うために風俗やAV、パパ活で働く女性たちは、はたから見れば、理解も共感も不可能なモンスターのよう...
  • 2022/10/19

    スルスルと飲めるワインのごとく読め、心に言葉が広がる一冊

    坂上友紀
    『たとえば、葡萄』 大島真寿美/著   記録は後世への財産   この言葉は『たとえば、葡萄』の本筋も本筋のところで出てくるフレーズではないながら、読んでいて相当心に響いた一言でした。 というのも高校時代に荒俣宏さんが監修されたブリュノ・ブラセル著『本の歴史』を読んだとき、「はじめに」のなかに「本の役...
  • 2022/10/17

    「血液がO型からAB型に変わった」。2年後生存率20%の病気で骨髄移植した作家のドキュメンタリーノベル

    金杉由美
    『ハイドロサルファイト・コンク』集英社 花村萬月/著     覚悟していたけど、想定以上に凄惨。 本書は、骨髄異形成症候群におかされ移植手術を受けた作家の、闘病をめぐるドキュメンタリーノベル。   骨髄異形成症候群とは造血細胞に異変が起きて正常な血液が造れなくなる病気で、白血病に移行するこ...
  • 2022/10/14

    世界を窮屈に感じる人のための「贈与」論

    長江貴士
    『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』ニューズピックス 近内悠太/著     「資本主義」というのは、ご存知の通り、「交換」を基礎としている。「交換」するために、世の中のあらゆるものに金銭的価値が与えられ、つまり「商品」となって流通する。「商品」の「交換」によって「資本主義」...
  • 2022/10/13

    瀧井朝世が読む『ループ・オブ・ザ・コード』〈抹消〉された国の病

    小説宝石
    『ループ・オブ・ザ・コード』新潮社 荻堂顕/著   2020年に『擬傷の鳥はつかまらない』で第七回新潮ミステリー大賞を受賞した荻堂顕。第二作の『ループ・オブ・ザ・コード』は二段組、400ページ超の大作だが、これがもう一気読みの面白さ。   舞台は近未来。特定の少数民族のみを殺害する生物兵器を使用した...
  • 2022/10/12

    円堂都司昭が読む『夜の道標』正しさを問う十周年記念作品

    小説宝石
    『夜の道標』中央公論新社 芦沢 央/著   知的・情緒に障害を持つ子を受け入れる塾を経営する戸川勝弘が、かつての教え子に殺害された。惣菜店で働く長尾豊子は、犯人である阿久津弦を匿っていた。だが、刑事の平良正太郎は、上司や同僚に疎まれ馬鹿にされながらも、地道に事件を追い続けている。そして、父親から虐待され食べる...
  • 2022/10/11

    本は耳で聴いた方が疲れない!?「聴覚」の可能性を学べる一冊

    三砂慶明
    『超効率耳勉強法』ディスカヴァー・トゥエンティワン 上田渉/著   最近疲れて本が読めないと友人に愚痴をこぼすと、 「目が疲れているんだったら耳で聴けばいいんじゃない」と教えてもらったのがオーディオブックでした。永遠に上達しないのではと恐れている英語の勉強にも役立つと聞き、早速、ヘッドフォンを買って、アプリで...
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