• 文学こそ最高の教養である

    駒井 稔

ryomiyagi

2020/07/16

混迷の深まる現代に、何らかの指針を求めつつ、現実世界をひたむきに生きる人々にとって、文学は「即興性のない教養」として、魅力的、かつ有用な存在ではないだろうか。

 

登場人物も作者も、じつは私たちと同じような世界に生きていた「隣人」。

 

とはいえ、古典文学は、なぜかいまだに敷居の高いジャンルと思われていることも事実だ。

 

新訳シリーズとして人気の「光文社古典新訳文庫」を立ち上げた駒井稔が、その道の専門家である翻訳者たち14人に、初歩的なことから果敢に話を聞いた。

 

肩の力を抜いて扉を開け、名翻訳者たちの語りを聞くうちに、しだいに奥深くまで分け入っていく……。

 

紀伊國屋書店新宿本店で続く大人気イベントを書籍化。
イベントのもっとも刺激的で濃厚な部分を再現する。

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