akane
2021/02/18
人口知能はどうやって学習しているのか
akane
2021/02/18
奇妙でワンダフルな世界にようこそ! AIの画期的入門書
・AIが考案する猫の名前「したたり」「ミスターおもらし」「ゲロリン」…
・AIはなぜ風景写真の中にキリンがいると判断しがちなのか
・AIはなぜ差別主義的な答えを出すのか
iPhoneの予測入力、アマゾンの「おすすめ」、Google翻訳、自撮り動画に猫耳をつけるなど、AIはすでにどこにでも用いられている。近い将来、路上の自動運転、病気の診断、小説の書き出しの提案までするようになるかもしれない。
だが実際AIはどういうしくみでこれらの仕事をこなしているのだろう? 本書ではAIがいかに学習し、試行錯誤を繰り返し、適応していくかについて、シンプルな実験を重ねながら紹介。
思わず吹き出してしまいそうな出力例(「地獄の渦」味のアイスはいかが?)や、予想の斜め上を行く解決策を示しながら、AIの得意分野と不得意分野、危険性や限界を解説する。ロボットが何を考えているのかに興味のある人のための、パーフェクトな一冊
■著者 ジャネル・シェイン(Janelle Shane) 電気工学の博士号、物理学の修士号を持つAI研究者。自身のブログaiweirdness.comで、滑稽でときに不気味なAIの挙動について書いている。ファスト・カンパニー誌の「ビジネス界でもっともクリエイティブな100人」の一人に選出されたほか、TEDでの講演も話題となった。数多くの新聞・雑誌などに寄稿している。彼女自身ロボットでないことは、ほぼ間違いない。 ■訳者 千葉敏生(ちば・としお ) 翻訳家。早稲田大学理工学部数理科学科卒。訳書に、サンプター『数学者が検証! アルゴリズムはどれほど人を支配しているのか?』(共訳)『サッカーマティクス』、ワインバーガー『DARPA秘史』、ヒダルゴ『情報と秩序』、タレブ『身銭を切れ』『反脆弱性』、C&D・ハース『スイッチ! 』『決定力! 』、リヴィオ『神は数学者か?』ほか多数。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.