ryomiyagi
2021/07/20
「親子に冷たい日本」を変えるには
ryomiyagi
2021/07/20
「子育て罰」をなくすか、子どもを日本からなくすか――。少子高齢化が加速する日本において、出生数の回復は急務であるにもかかわらず、日本は先進諸国に比して家族関連社会支出が極端に少ない。本書では「子育て罰」を「社会のあらゆる場面で、まるで子育てすること自体に罰を与えるかのような政治、制度、社会慣行、人びとの意識」と定義。親子につめたい「子育て罰大国・日本」は「子どもにやさしい国」に変わっていけるのか。
(すえとみかおり) 1974年、山口県生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院教育学博士課程単位取得退学。博士(学術・神戸大学大学院)。現在、日本大学文理学部教授。内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議構成員、文部科学省中央教育審議会委員等を歴任。専門は教育行政学、教育財政学。主著に『教育費の政治経済学』(勁草書房)など。
(さくらいけいた) 1984年、大阪府生まれ。大阪市立大学大学院創造都市研究科博士課程単位取得退学。博士(創造都市)。地方自治体職員(堺市)、名古屋市立大学准教授を経て、現在、立命館大学産業社会学部准教授。専門は貧困問題、生活保護。主著に『〈自立支援〉の社会保障を問う』(法律文化社)など。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
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