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本がすき。 > ミステリー
             

#ミステリー

REVIEWレビュー

  • 2023/03/13

    瀧井朝世が読む『名探偵のままでいて』安楽椅子探偵は認知症

    小説宝石
    『名探偵のままでいて』宝島社 小西マサテル/著   第二十一回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作品。孫が持ち込む謎を祖父が名推理で解き明かす、いわゆる安楽椅子探偵ものだが、その祖父はレビー小体型認知症を患っている、という設定だ。聞けば、今は故人となった著者の父親が、同じ病を患っていたという。...
  • 2023/03/10

    『彼女はひとり闇の中』著者新刊エッセイ 天祢涼

    そんなこともできないのか、作者のくせに!   本作は、幼なじみが殺された事件を解決しようとする女子大生と、そうはさせじとする犯人の攻防を描いた倒叙形式のミステリーである(少なくとも書いた本人はそう思っている)。探偵役は早々に犯人に目星をつけるが、幼なじみが殺された理由はまるで見当がつかない。「事件はなぜ起こっ...
  • 2023/03/08

    『クワトロ・フォルマッジ』著者新刊エッセイ 青柳碧人

    嘘と殺意のボナペティート   いきなりクイズ。   ピッツェリアのメニューでよく見かける「クワトロ・フォルマッジ」はイタリア語で「四つのチーズ」という意味ですが、その四つのチーズとは何でしょう?   正解は—「決まっていない」である。   今、僕の手元にあるレシピには、パルミジャ...
  • 2022/10/13

    瀧井朝世が読む『ループ・オブ・ザ・コード』〈抹消〉された国の病

    小説宝石
    『ループ・オブ・ザ・コード』新潮社 荻堂顕/著   2020年に『擬傷の鳥はつかまらない』で第七回新潮ミステリー大賞を受賞した荻堂顕。第二作の『ループ・オブ・ザ・コード』は二段組、400ページ超の大作だが、これがもう一気読みの面白さ。   舞台は近未来。特定の少数民族のみを殺害する生物兵器を使用した...
  • 2022/10/11

    『魔物が書いた理屈っぽいラヴレター』著者新刊エッセイ 林泰広

    完成報告   著者校正のゲラが届いた日の夜に、入院中だった父が亡くなりました。   父は「頑張る人」でした。   自分で決めた目標は、パワーと忍耐でなんとしてでもやり遂げることに喜びを感じる人でした。   そういう頑固で一徹なところはいかにも「九州男児」っぽいと言えるのかもしれま...
  • 2022/10/06

    『高島太一を殺したい五人』著者新刊エッセイ 石持浅海

    極めつきの倒叙   本格ミステリには、倒叙ものという分野がある。事件を犯人の側から描くというものだ。決して本流ではないけれど、昔から傑作が多く、馴染みのある分野だと思う。   実は最近、自分が倒叙向きの作家なのではないかと思うようになった。   別に倒叙ものを極めようと考えているわけではな...
  • 2022/08/01

    『その殺人、本格ミステリに仕立てます。』著者新刊エッセイ 片岡翔

    人を殺すことばかりを考えている。   映画でもドラマでも小説でも、掴みが大切だと思っている。スリラーやミステリーだと、できるだけ早く事件を起こそうと試みる。序盤で興味を引けるかどうかが勝負だ。   コロナ禍になり、カフェの隅っこでリモート打ち合わせをしていた時のこと。小声を心掛けていたのに、つい普通...
  • 2022/07/11

    縄田一男が読む『新宿花園裏交番 ナイトシフト』香納諒一の見事な名人芸

    小説宝石
    『新宿花園裏交番 ナイトシフト』祥伝社 香納諒一/著   〈新宿花園裏交番〉シリーズの熱気あふれる第二弾。   ことの発端は、くだんのジャンボ交番に勤務する若手巡査、坂下浩介と内藤章助が、緊急事態宣言の中、カラスが我が物顔に振る舞うという苦情を受けた事で始まる。巣のあるビルの屋上には何者かの白骨死体...
  • 2022/07/07

    円堂都司昭が読む『俺ではない炎上』信じること、疑うことの難しさ

    小説宝石
    『俺ではない炎上』双葉社 浅倉秋成/著   住吉初羽馬は、軽はずみにリツイートしたわけではない。腹部に赤い染みをつけ横たわる女性の写真付きで殺害をほのめかすツイートだった。そのアカウントは最近作られたのではなく、さかのぼると十年も前から存在し、かつては生活感のある発言をしていた。写真加工によるフェイクも疑った...
  • 2022/05/17

    『スクイッド荘の殺人』著者新刊エッセイ 東川篤哉

    烏賊川市長からの挨拶   「皆様、ようこそお集まりいただきました。烏賊川市長の東川です。この度、我らが烏賊川市はめでたく市制施行二十周年の節目を迎えることとなりました。これもシリーズを応援してくださった市民の皆様のお陰であると深く感謝いたします。有難うございました。   思い返せば二十年前、自身初の...
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