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本がすき。 > 小説
             

#小説

REVIEWレビュー

  • 2023/03/16

    「シノギ」の仕事に手を染めたのは、居場所を守るためだった――

    横田かおり
    『黄色い家』中央公論新社 川上未映子/著     黄美子さんは背中の真んなかあたりまである真っ黒で癖のある髪を手で束ねてみせながら、わたしの毛って黒猫がまるまる一匹入っててもわかんないくらい多いでしょ、と言って、楽しそうに笑っていた。わたしも笑って、みんなも笑った。   身を寄せ合うように...
  • 2023/03/13

    僕が小説を書くなんて 高知東生

    「高知さん、小説を書いてみませんか」   光文社の編集者さんからこう声をかけられた時は「何を言っているんだ?」と、正直あきれた気持ちだった。編集者さんは僕のTwitterの呟きを見て「この人は文章が書ける」と思ったそうだが、とんだ見込み違いだ、買い被らないで頂きたいと最初は固辞した。   ところが依...
  • 2023/03/10

    『彼女はひとり闇の中』著者新刊エッセイ 天祢涼

    そんなこともできないのか、作者のくせに!   本作は、幼なじみが殺された事件を解決しようとする女子大生と、そうはさせじとする犯人の攻防を描いた倒叙形式のミステリーである(少なくとも書いた本人はそう思っている)。探偵役は早々に犯人に目星をつけるが、幼なじみが殺された理由はまるで見当がつかない。「事件はなぜ起こっ...
  • 2023/03/09

    『答えは市役所3階に』著者新刊エッセイ 辻堂ゆめ

    2020を忘れない   新型コロナウイルスと、作品世界の中でどう向き合うか。   社会が一変した二〇二〇年以来、知り合いの作家や編集者との間で、このことがよく話題に上った。二〇一九年以前を舞台にする? パラレルワールドと割り切ってウイルスと無縁の世界を描く? 作中であえてマスクや消毒用アルコールとい...
  • 2023/03/08

    『クワトロ・フォルマッジ』著者新刊エッセイ 青柳碧人

    嘘と殺意のボナペティート   いきなりクイズ。   ピッツェリアのメニューでよく見かける「クワトロ・フォルマッジ」はイタリア語で「四つのチーズ」という意味ですが、その四つのチーズとは何でしょう?   正解は—「決まっていない」である。   今、僕の手元にあるレシピには、パルミジャ...
  • 2023/03/07

    『探偵は田園をゆく』著者新刊エッセイ 深町秋生

    深町秋生は山形の恥   探偵を自分の地元山形で活躍させたらどうだろう。   コンクリートジャングルでもなく、きらびやかなネオン街でもない。フィリップ・マーロウは「卑しい街をゆく孤高の騎士」だったが、「卑しい田舎をゆく孤高の騎士」にしたら、わりと書かれ尽くされた探偵小説の世界でも、けっこう斬新な作品に...
  • 2023/03/06

    『よしりん御伽草子』著者新刊エッセイ 小林よしのり

    「コンプライアンス」への挑戦   祖先が残してくれたはずの昔話は、今はもう原型を留めていません。   残酷な場面、戦争を想起する場面、カニバリズムな描写、すべてがコンプライアンスという自主規制に従って削除され、無難で平和な話に修正されています。   あろうことか、「道徳・教訓話」と成り果て...
  • 2023/03/03

    高知東生『土竜』刊行記念 いちはやく作品を読んで『土竜』の世界に魅せられた重松清さんによる、スペシャル書評

    背中の陰影を描き出すために   どの順番で読もうか、少し迷った。   昨年晩秋、刊行前の本書のゲラ刷りを受け取ったときのことである。   不勉強に恥じ入りつつ打ち明けると、どの作品も「小説宝石」掲載時には未読だった。作家・高知東生とは、単行本で初めて出会うわけだ。だからこそ、あえて目次順で...
  • 2023/03/02

    『60%』著者新刊エッセイ 柴田祐紀

    煙草について   唐突ですが私は煙草を吸います。   ご存じの通り昨今は愛煙家の肩身は狭くなる一方で、煙を浮かべられる場所も二十年前と比べて五分の一以下(たぶん)となり、かつ職場でも敬遠され、果ては家族にも内緒でこっそりと出張中のみ煙を吹かす方々も少なからずいる時代です。そんな諸氏の姿を思い浮かべる...
  • 2023/03/01

    『白ゆき紅ばら』著者新刊エッセイ 寺地はるな

    愛だから困る   『RBG 最強の85才』という映画がある。アメリカの連邦最高裁判事をつとめたルース・ベイダー・ギンズバーグのドキュメンタリーである。彼女が「女性を優遇してくれとは言いません。男性の皆さん、私たちを踏みつけるその足をどけて」と発言する場面があった。以前、私がこの言葉を知人男性との会話中に引用し...
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