akane
2018/02/08
akane
2018/02/08
「単身赴任で毎日ご飯は一人」「夫が飲み会で今日は一人でご飯」など、一人暮らしに限らず一人でご飯を食べる機会って意外と多いのではないかと思います。
筆者自身、一人で食べる機会はとても多いのですが、「食べたい料理があったらすぐに作って食べたいだけ食べる」といった具合に気楽に料理を楽しんでいます。
今でこそ一人で食べる時間を楽しんではいますが、最初は非常に苦労しました。なぜなら世間に出回るレシピのほとんどは2~4人分の分量で表記されていて、しかも、材料や工程が煩雑なものばかりだったためです。
「これ美味しそう!」なんて思っても材料にコリアンダーなんてあったら料理初心者は作る気がしませんし、毎回材料を人数分で割るのも大変な作業です。
「値段が高くて手間がかかっていれば美味しくて当たり前だよ」
「もっと適当で楽で安く済んで、でも美味しい料理こそ、本当に必要な料理じゃないだろうか?」
「そんな料理だけをまとめた場所があったらな」
という気持ちがあり、そうして自身で料理ブログを開設するに至りました。そうして、とにかく「100人が作って100人が美味しく再現できるレシピにしたい!」という思いでがむしゃらに運営していった結果、ブログ「はらぺこグリズリーの料理ブログ」は、ありがたいことに大変ご好評をいただきました。
さて、筆者は煮卵が大好きです!! ラーメン屋ではもちろんのこと、今まで食べに行った味玉トッピングができる全ての店で必ず頼んできたほどです。
1日3食全ての食卓に煮卵が並んだこともありました。
そんな筆者はついに食べるだけでは飽き足らず、好きすぎて自分で完璧な煮卵を作ってみたくなってしまいました。最初は固ゆでになってしまったり、味付けが上手にできなかったりで失敗の連続でした。
しかし、筆者の煮卵に対する情熱は冷めることはありませんでした。そしてついに研究に研究を重ね、試行錯誤の末に
・完璧な半熟具合
・絶妙な味付け
・再現度100%を誇る究極の煮卵
のレシピが完成しました。
(1)水を沸騰させ、お玉を使い卵3個を入れる。中火で6分茹で、氷水に3分浸ける。
(2)流水に当てながら卵の殻を剥き、密閉容器にゆで卵と麺つゆ100ミリリットルを入れる。
(3)卵の上にキッチンペーパーを1枚被せ、麺つゆ50ミリリットルをかける。密閉容器に蓋をして冷蔵庫で半日漬け込む。
以上、はらぺこグリズリー氏の新刊『世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ』(光文社新書)から引用しました。
簡単で美味しいからこそ、料理のモチベーションが湧いてくる。「ひとりで食事をする時間」を最高に楽しくて美味しい時間にするための最高の一冊、ここに誕生!
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