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本がすき。 > レビュー
             

REVIEWレビュー

  • 2020/02/12

    「一億総活動家社会」を生き抜くための精神病理学

    坂爪真吾
    『精神病理学私記』日本評論社 H・S・サリヴァン/著 阿部大樹、須貝秀平/訳     本書は、アメリカ精神医学の先駆者であり、現代精神医療の基礎を築いたH.S.サリヴァンが、1929年〜1933年にかけて執筆した私記である。   サリヴァンが生前に書き下ろした唯一の著作であり、同性愛者であ...
  • 2020/02/10

    天下無双の偏屈ジジイ、内田百閒の涙なみだの「猫愛」

    金杉由美
    『ノラや』中央公論新社 内田百閒/著     内田百閒は天下無双の偏屈ジジイである。 坊ちゃん育ちで、わがままし放題で、道楽者で、癇が強くて、いやしんぼで、好き嫌いが激しくて、およそ我慢というものを知らない。 貧乏は平和なんだと言いながら借りた金で贅沢して、自分の収入は月給と借金で成立してるなんて平...
  • 2020/02/07

    作家・開高健が新人編集者にプレゼントした、世界最高峰の短編集『あなたに似た人』

    吉村博光
    『あなたに似た人』早川書房 ロアルド・ダール/著  田口 俊樹/翻訳     さして読書家だったわけでもない私の少年時代だったが、記憶に残る本はいくつかあった。なかでも『チョコレート工場の秘密』は、ひときわ強い印象を残している。登場人物だけでなく著者自身が、本の向こうからニヤリと笑いかけているように...
  • 2020/02/04

    「本は魔法」だとあの頃の私に教えてくれたのは、西の魔女だった

    横田かおり
    『西の魔女が死んだ』新潮社 梨木香歩/著     この物語とはじめて出会ったのは、いつのことだっただろう。たしか、高校生か大学生の頃だったと思うけれど、はっきりとした記憶はない。その頃の私は、図書館で片端から本を借り、読み漁っていた。むかしから、本を読むのが好きだった。ページを開くと途端に広がる未知...
  • 2020/01/31

    不調を感じるようになったらいちど体の隅々に向き合いたい

    後藤由紀子
    『ちつのトリセツ 劣化はとまる』径書房 原田 純/著  たつの ゆりこ/監修     最近の話題はもっぱら健康ネタが多くなった。 アンチアンチエイジングなので美容というよりは健康ネタに興味津々。 友達から「ちつのとりせつ」って知ってる? と聞いたのは去年の桜の頃。 いろんな健康法があるのねーと今度本...
  • 2020/01/27

    Bライフ――子供の頃に思い描いた秘密基地を現実化してくれている物語

    藤代冥砂
    『自作の小屋で暮らそう』ちくま文庫 著/高村友也   読み終えて、作者の経歴が気になった。   いったい、山梨県で68万円の山林を購入し、10万円の材料費で家を建て、月2万円の生活費で暮らしている人間とは、いったいどんなであろう、という疑問への答えを探したかったからだ。   1983年生ま...
  • 2020/01/24

    縄田一男が読む 源平争乱前夜を襲う吸血鬼『不死鬼 源平妖乱』

    小説宝石
    『不死鬼 源平妖乱』祥伝社 武内 涼/著   私はこの一巻を読みはじめて、思わず身体が震えるほどの興奮をおぼえた。「香は殺生鬼が嫌う匂いも出す。人を殺し、大量の血を啜る殺生鬼はーーある一線を越えると、生臭さをこよなく愛で、只人が良い香りと思う匂いを嫌う。(中略)またどういうわけかーー山からこぼれ落ちる澄んだ水...
  • 2020/01/22

    俺を計算してくれ!」と思わず叫びたくなる!? マックス・テグマーク『LIFE 3.0』

    一ノ瀬翔太
    『LIFE 3.0』紀伊国屋書店  マックス・テグマーク著 水谷淳訳      「俺を微分してくれ!」と言った友達がいる。高校生のころだ。x^3をxで微分すると3x^2になる。要は次数がひとつ下がる。これによって現実世界を離脱、「嫁」の待つ2次元世界へ行きたい、ということだったと思う。いまググったら...
  • 2020/01/21

    傷ついた魂と神父『夜 は お し ま い』

    小説宝石
    『夜 は お し ま い』講談社 島本理生/著   なぜ、そんなに生きづらい方向ばかり選んでしまうのか。島本理生の『夜 は お し ま い』に登場する女性たちの姿にそう思わずにはいられないが、でもどこかで彼女たちがそういう行動をとってしまうことに納得している自分がいる。   連作短篇集である本作は、...
  • 2020/01/20

    テレビアニメ化もされた人気コミック『ACCA』の世界を舞台に、一癖も二癖もある男達が開業した煙草屋とは?

    青柳 将人
    『BADON』スクウェア・エニックス オノ・ナツメ/著     年明けを境に、表を行き交う人々の装いだけではなく、街の装いも一気に本格的な冬到来という気分にさせられる。吐く息も白くなれば、何気ない会話の中の端々にも冬の本格的な到来を実感させる言葉が目立ち始める。   冬という季節を実感する...
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