HONZレビュアー
出版取次トーハン就職後、海外事業部勤務。オンライン書店e-honの立ち上げに参加。その後、ほんをうえるプロジェクトの初期メンバーとなり、本屋さんの仕掛け販売や「AI書店員ミームさん」などの販促活動を企画した。一方でWeb書評やテレビ出演などで、多くの本を紹介してきた。50歳を機に退職し今は無職。2児の父で介護中。趣味は競馬と読書。そんな日常と地続きの本をご紹介していきたい。
★こんな仕事をしています
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2021/03/26
『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』サンクチュアリ出版 大河内薫、若林杏樹/著 私は、昨年3月に会社を辞めた。当時、まさにこのタ […]
2021/03/01
『競馬の“言葉力”』KADOKAWA 関口隆哉、宮崎聡史/著 私が競馬に出会ったのは、小学校一年生のときだ。父親に手を引かれて中山競馬場に行った。最初に連れていかれたのはパドックだった。目前に […]
2021/01/28
『小さな出版社のつくり方』猿江商會 永江朗/著 近ごろ、「初心忘るべからず」という言葉が、寝る前にズーンと頭にのしかかってくるようになった。3月に会社を辞めて以来、ずっと私は「これまでと違うこ […]
2020/12/29
『相場師一代』小学館 是川銀蔵/著 本書の発売は1999年。その後、株式市場が揺れ動く度に売れ行きを伸ばし、版を重ね続けている大ロングセラーだ。コロナ禍の今年も、その例にもれない。ネット書店の […]
2020/11/30
『木曜日にはココアを』宝島社 青山美智子/著 生き方とは、自分の内側から立ち上がってくるものだ。大学卒業後、シドニーの日経新聞社で勤務。その後上京し、雑誌編集者を経て、執筆活動に入ったという著 […]
2020/10/29
『おとなになるのび太たちへ』小学館 まんが/藤子・F・不二雄 欲しい本があるというので、小学校1年生の息子と一緒に本屋さんに行った。店に着くと息子は、ズラリと並んだ『ドラえもん』の中から5巻を […]
2020/09/28
『友がみな我よりえらく見える日は』幻冬舎 上原隆/著 「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買い来て 妻としたしむ」(『一握の砂』所収) 本書を開くと石川啄木のこの短歌があ […]
2020/08/31
『ザ・ロイヤルファミリー』新潮社 早見一真/著 新しい生活様式ということがいわれている。歴史的にみても、戦争や宗教、感染症などで人々の生活様式が変わるのはよくあることのようだ。従来の楽しみを手 […]
2020/07/30
『月の砂漠をさばさばと』新潮社 北村薫/著 私は、ひっきりなしに本を買っているのに、本棚は一つしか持ってない。そして、棚には常に余裕がある。少し前に考え事で脳みそが一杯になってしまい、肩こりや […]
2020/06/30
『永遠の1/2』小学館 佐藤正午/著 いま私の手元には、2016年に刊行された小学館文庫版『永遠の1/2』がある。作家・佐藤正午が1983年に書いたデビュー作の文庫新版だ。そしてこの本には、小 […]
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