経済記者
1972年生まれ、愛知県出身。経済記者・デスクとして20年超の経験がある。2016年春から2年、ロンドンに駐在。現在は都内在住。三姉妹の父親で、デビュー作「おカネの教室」は、娘に向けて7年にわたって家庭内連載した小説を改稿したもの。趣味はLEGOとビリヤード。noteで「おカネの教室」の創作秘話や新潮社フォーサイトのマンガコラム連載を無料公開中。
2019/10/11
『アーモンド』祥伝社 ソン・ウォンピョン/著 矢島暁子/翻訳 先天的な偏桃体=アーモンドの疾患で、怒りや恐怖を感じることができず、他人の感情も理解できない主人公の少年ユンジェを、祖母は「かわい […]
2019/09/18
『「ついやってしまう」体験のつくりかた』ダイヤモンド社 玉樹真一郎/著 「つい」やってしまう。「つい」夢中になる」。「つい」誰かに話したくなる。 この「つい」という自発的なアクシ […]
2019/09/06
『蘇生版 水の上を歩く?酒場でジョーク10番勝負』CCCメディアハウス 開高健、島地勝彦/著 この、文豪・開高健と週刊プレイボーイの名物編集長だった島地勝彦氏のジョーク対談は、長年の私の愛読書 […]
2019/08/14
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』新潮社 ブレイディみかこ/著 いきなり私事で恐縮だが、私は2016年から2年間、家族そろってロンドンで暮らし、娘たちはそれぞれ地元校に通った。三姉 […]
2019/08/08
『三体』早川書房 劉慈欣/著 立透耶/監修 大森望、光吉さくら、ワンチャイ/翻訳 話題の中国発の大作は、評判に違わぬ一気読みのエンターテインメント性をそなえた第一級のSFだ。多くの識者が指摘し […]
2019/07/29
『反脆弱性――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方』ダイヤモンド社 ナシーム・ニコラス・タレブ/著 望月衛/監修 千葉敏生/翻訳 著者ナシーム・ニコラス・タレブは、ユニークな実践知を提唱する当 […]
2019/07/17
『父が娘に語る経済の美しく、深く、とんでもなくわかりやすい経済の話』ダイヤモンド社 ヤニス・バルファキス/著 関美和/翻訳 原題は”Talking To My Daughter About E […]
2019/07/01
『紛争地の看護師』小学館 白川優子/著 「国境なき医師団」で活動する日本人看護師の話題の手記は、私にとって期待したテーマに対する満額回答以上の読書、そして意外な面で深く考えさせられる読書になっ […]
2019/06/18
『イスラム教の論理』新潮社 飯山陽/著 イスラム教について関心を持つ人なら、読んでおいて損はない本だ。聖典コーランとイスラム法という「土台」から導き出せるイスラム教のロジックについて、精緻な論 […]
2019/05/29
『誤解だらけの人工知能 ディープラーニングの限界と可能性』光文社新書 田中潤・松本健太郎/著 副題にある「ディープラーニングの限界と可能性」についての対話を中心とした、手軽に読める格好の入門 […]
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