生米パンでつくるカリカリラスク
生のお米をパンに変える魔法のレシピ「生米パン」

ryomiyagi

2020/04/06

生のお米からパンをつくるという話題の「生米パン」。思わずたくさん作って当日食べきれない!という人も多いのではないでしょうか。そんなときのアレンジテク、カリカリラスクのつくり方を特別にお教えします。歯ごたえのいいラスクは、とまらない美味しさ!
2月20日発売『はじめての生米パン』より特別公開!

 

カリカリラスク

 

食べきれなかった生米パンは、こんな食べ方もおすすめ。フレーバーはお好みでアレンジしてみて。

 

 

 

【材料】約30枚分
 ●「生米パン」など好みのパン … 1本
 ● ヴィーガンバター… 60g

[フレーバー]
 ● ガーリックパウダーまたはにんにく … 適量
 ● メープルシロップ … 適量
 ● ココナッツシュガー … 適量

 

【つくり方】
1
天板にオーブンシートを敷く。オーブンを150℃に予
熱する。

 

2
生米パンを5mm幅にスライスして天板に並べる。

 

3
オーブンで15分焼いてこんがりしたら取り出し、ヴィーガンバターを塗る。

 

4
[ガーリックフレーバー]
3にガーリックパウダーをかけるか、にんにくをこすりつける。
[メープルフレーバー]
3にメープルシロップを塗る。
[ココナッツフレーバー]
3にココナッツシュガーをふりかける。

 

5
各フレーバーの味付けをしたものを、再び天板に並べ、150℃のオーブンでさらに10分ほど、こんがりとした焼き色がつくまで様子を見ながら焼く。

 

ヴィーガンバター

 

 

【材料】つくりやすい量
● ココナッツオイル … 100g
● 豆乳ヨーグルト … 30g
● 塩 … 2~3g

 

【つくり方】
すべての材料をミキサーに入れて、とろっとしたクリーム状になるまで混ぜる。
* 気温が低いときなど、ココナッツオイルが固まっている際は少し温めてから入れる。また、開封したてのヨーグルトを使えば冷凍保存が可能。使うときは常温で解凍し、2~3日で使いきって。

 

焼き立てはもちろん、翌日以降もおいしさが続くのが生米パンの特徴。だから、たくさん作って余ってしまっても大丈夫。生米パンをよりおいしく食べる方法をご紹介します。

 

焼き立ては、キッチンばさみで切り込みを入れてから
焼き立てはやわらかく、包丁で切ったり手で割ったりするとつぶれてしまいます。きれいに分けるには、キッチンばさみで角に少し切り込みを入れてから手でちぎって。包丁で切る際はパンが完全に冷めてからにしましょう。

 

 

食べきれないぶんはスライスして冷凍保存を
生米パンは常温で2 ~ 3 日(夏場は1 ~ 2 日)はおいしく食べられますが、食べきれなければ冷凍保存を。スライスしてからファスナーつき保存袋に重ならないように入れて冷凍します。2週間以内に食べきりましょう。

 

 

トースターで焼くとカリッとした香ばしさに
生米パンはそのまま食べてもおいしいパンですが、トーストすると表面がカリッとして、焼き立てとはまた違う香ばしさを楽しめます。冷凍保存したパンは、凍ったままトースターで焼きましょう。

 

 

白いお米を使った、もっちりふわふわの生米パン。これをベースにさまざまなアレンジができるので、ぜひマスターしてくださいね。

 

連載第1回はこちら

 

 
 


はじめての生米パン
リト史織/著

 

撮影/北川鉄雄

生のお米をパンに変える魔法のレシピ「生米パン」

リト史織(しおり)

ヴィーガン料理家。調理師、クシマクロビオティックインストラクター、米粉マイスターインストラクター、ローフードマイスター、ロースムージーエキスパート、ローフード栄養学1 級と多数の資格を持つ。大学卒業後、現エコール辻東京辻日本料理マスターカレッジで学ぶ。その後、飲食店、洋菓子店などに勤務。出産後、マクロビオティック、米粉、グルテンフリー、ローフードなどについて学ぶ。生米からパンやお菓子をつくることを提案し、自宅サロンにて生米パン講座、生米スイーツ講座、ローフード講座などを開催。パン教室は常にキャンセル待ちで予約が取れないほど の大人気。 「SHIORI’S VEGAN PANTRY」HP
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