家族みんなが食べやすい「カツカレー」親ごはん第1回】
枝元なほみの親ごはん

親ごはんといえ何も特別仕立てじゃなくてもいいんじゃないかな、と思ってます。

 

みんなが好きな普段の家族ごはんが、やっぱり嬉しいんじゃないかしらと、初回のメニューはカツカレー。その時々の体調にもよると思いますけど、カリッと揚がったカツとカレーの組み合わせはやっぱり食欲をそそりますよね。嚙み切りにくいからという理由だけじゃなく、お財布にも優しく揚げるのも楽な薄切りの肉をカツにしています。ただ薄切り肉で節約した分、「胃もたれするのよ」という親のために揚げる油は少し上質のものを使いました。フライ衣の揚げ物って、やっぱりいくつになってもご馳走の一つですよね。

 

第1回「カツカレー」

■材料(4人分)

豚肉(しょうが焼き用) 250g

薄力粉         大さじ5

溶き卵         1個分

パン粉        適量

揚げ油        適量

塩、こしょう     各少々

 

<カレー>

カレールウ      100g

玉ねぎ        1/2個

にんじん       小1本(約100g)

にんにく、しょうが  各1片

トマトジュース    200ml

ごはん        適量

せん切りキャベツ   適宜

 

<カレーを作る>

【1】玉ねぎ、にんじんは一口大に切り、にんにく、しょうがは粗みく刻む。すべてフードプロセッサーに入れてピュレ状にする。※フードプロセッサーがない場合は野菜をすべてすりおろす。

【2】鍋に1、トマトジュース、水300mlを入れて火にかける。煮立ったら一度火を止めてカレールウを割り入れ、溶かす。再度火にかけてときどき混ぜながら7~8分煮る。

 

<カツを揚げる> 

【3】豚肉は筋切りをし、薄力粉、溶き卵、パン粉を順にまぶしつける。

【4】フライパンに揚げ油を2~3cm深さになるように入れて170℃に熱し、3を両面きつね色になるまで揚げる。熱いうちに塩、こしょうをふる。

【5】皿にごはん、2のカレーを盛る。4を食べやすく切ってのせ、好みでキャベツを盛り合わせる。

 

 

枝元なほみの親ごはん

料理家 枝元なほみ

撮影/キッチンミノル
取材・文/高田真莉絵
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