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本がすき。 > 連載 > 三砂ちづる『少女・女・母・婆 〜伝えてきたこと、つないできたこと、切れてしまったこと〜』
             

三砂ちづる『少女・女・母・婆 〜伝えてきたこと、つないできたこと、切れてしまったこと〜』

  • 2019/11/20

    【第15回】ついぼ 著:三砂ちづる

    近くて遠い神津島   神津島に行こうとした。伊豆諸島は東京都の島々なのであり、とりわけ伊豆諸島北部の伊豆大島から神津島などは、距離としては結構、東京から近い。空路を使えば、ほんとうに東京から近く、調布飛行場から1時間かからないくらいで神津島に着いてしまう。   沖縄や奄美など南西諸島のことを考えれば...
  • 2019/10/17

    【第14回】美しさ 著:三砂ちづる

    日本の助産師に憧れる、ヨーロッパの若い女性   ジュリアはスイスに住む若い友人である。母親はスペイン人、父親はスイス人。国際協力に携わる両親がカンボジアで仕事をしているときに生まれた。助産婦になりたいという。   いい仕事よね、助産婦。なぜ助産婦になりたいの、と聞いたら、「“玄牝(げんぴん)”を観た...
  • 2019/08/16

    【第13回】突然できる、頭上運搬 著:三砂ちづる

    80代の人に残る記憶   頭の上にものをのせて運ぶ、「頭上運搬」を追っている。日本では、伊豆諸島、南西諸島、瀬戸内沿岸、志摩、などで見られた、といわれているし、アフリカや東南アジアなどではごく一般的に、いまも使われている運搬方法である。   いままでの連載で書いてきたように、頭上運搬では、手では運べ...
  • 2019/07/08

    【第12回】箱枕とインボンジリ 著:三砂ちづる

    日本髪を結っていた時代   女の髪をどのように結い上げるか、というのは、文化そのものである。結い方も美しいし、結い上がった髪も美しいし、服装とのマッチングもまた美しい。   自分ひとりでは結うことはかなわず、寝るときにも髪を解かず、毎朝なでつけて髪のほつれがないようにしていた日本髪の芸術性は言うまで...
  • 2019/05/09

    【第11回】昔々あるところに・・・ 著:三砂ちづる

    昔々、祖母の祖母のころの話   「昔々あるところに……」で始まる、日本の昔話に出てくるおじいさん、おばあさんの多くは、腰が曲がっていた。絵本やお話に出てくるようすでは、とりわけおばあさんの腰が曲がっていたものである。「腰が曲がる」は、日本の「昔々あるところ」にいたお年寄りの、ある意味、典型の姿であったのだ。...
  • 2019/03/28

    【第10回】水汲み 著:三砂ちづる

    上水道の歴史、水汲みの歴史   水汲みは女の仕事である。世界中の多くの地で、そうであったと思う。上水道が整備されるまで、おそらく、世界中の女たちは水源から水を運び続けてきた……と、書くと、「社会が近代化されて、やっと上水道を使えるようになる」という言い方にしか聞こえまい。   実際、上下水道の完備と...
  • 2019/02/19

    【第9回】沖永良部と芭蕉布と 著:三砂ちづる

    80歳が率いる島の工房   沖永良部は突然の雨。沖永良部島から鹿児島に向かう飛行機に乗る前に、2時間だけ時間があったので、「芭蕉布工房 長谷川」に連れて行っていただいた。雨なので、どこか室内で訪問できるところを探していた、ということもある。   雨の中、20分ほど車でお連れいただき、芭蕉布工房に着く...
  • 2019/01/17

    【第8回】「糸満ティーブイ」著:三砂ちづる

    魚を頭にのせて売りに行く   前回、沖縄県糸満市の泡盛メーカーで社員全員がやっておられる「瓶踊り」のことを書いた。   このようなことをやっておられるのは、宴会芸として、こういうことがあった、ということもあるけれど、それより何より、まず、糸満というところに「頭上運搬」の伝統があったゆえのことである。...
  • 2018/12/19

    【第7回】瓶踊り 著:三砂ちづる

    一升瓶を頭にのせて朝礼   1970年代後半あたりに学生時代を送った世代にとって、飲み会でやる余興というと、何といってもピンクレディーであった。これが世代に特有なものだったのか、私の周囲に特有なものだったのかは定かではないものの、とにかく私の周囲の女子学生は、暇があれば『UFO』 とか『ペッパー警部』などを練...
  • 2018/11/09

    【第6回】芋を運ぶ 著:三砂ちづる

    1926年、石垣島生まれ 上地節(せつ)さんは、92歳。沖縄県石垣市登野城(とのしろ)に住み、なんでも知っていて、人望のある方。ふっくらとして穏やかに笑っていて、お話をうかがっていても、寸分のずれもない。頭脳明晰。   地域の行事であるアンガマーも結願祭(きつがんさい)も全て頭に入っているから、ずっと、指導す...
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