akane
2018/11/20
akane
2018/11/20
歴史上、実在はしない伝説の人物、あるいは人物は実在ではあるが、その人にまつわる伝説が生まれたのはなぜか?
伝説自体は真実ではないだろう。しかし、なぜその伝説が作られなくてはならなかったのか?
そこには、それなりの歴史的あるいは思想的必然があるはず……。
実証主義にこだわるあまり否定されている伝説や人物について研究・考察を重ね、それによって生まれた新たな視点で、歴史上の人物の真実の姿に迫る。“井沢史観”による待望の伝記編第1巻。
井沢元彦(いざわ もとひこ) 作家。1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。TBSに入社、報道局の記者だった1980年に『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。1985年にTBSを退社、作家活動に専念する。歴史上の謎に題材をとり、現代の事件と絡めた「歴史ミステリー」の分野で数多くの作品を発表している。1992年から執筆を始めた『逆説の日本史』(小学館)では独特の歴史観が注目を集め、シリーズ累計514万部の大ベスト&ロングセラーとなっている。
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