akane
2019/06/17
akane
2019/06/17
中学時代の同級生、青砥と須藤は病院の売店で再会した。50年生きてきた男と女には、老いた家族や過去もあり、危うくて静かな世界が縷々と流れる。心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説。
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1960年北海道生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で北海道新聞文学賞、2004年「肝、焼ける」で小説現代新人賞を受賞。2009年『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞。2017年『満潮』が山本周五郎賞候補に。ほかに『ロコモーション』『てらさふ』『乙女の家』『ぼくは朝日』など。
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