akane
2018/03/29
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2018/03/29
オーソモレキュラーとは、分子整合栄養医学とも訳される栄養療法である。
ビタミンやミネラルなどの栄養素を正しく取り入れることで、病気の予防や治療を行なうもので、欧米を中心に発展してきた。
「現代医療における栄養の視点の欠落」を問題視するオーソモレキュラーでは、体内の栄養バランスの乱れが多くの病気(がんや精神疾患も含む)や不調の原因であると考え、個々人の検査データをもとに、薬やホルモンの補充ではなく、栄養となる物質の材料を食事やサプリメントで補充することを提案している。
日本における第一人者である著者は、これまで数々の書籍によって症状別に不調への対処法を解説してきたが、昨今の栄養への関心の高まりに応じ、満を持してオーソモレキュラーを正面から解説する。自身や家族の経験や、多くの患者の症例を交えながら、食事や栄養の大切さを伝える。
1964年神奈川県生まれ。福島県立医科大学卒業。横浜市立大学病院、国立循環器病センターを経て、1996年、出身地の神奈川県藤沢市に溝口クリニック(現・辻堂クリニック)を開院。2003年、新宿に日本初の栄養療法専門クリニックである新宿溝口クリニックを開院。オーソモレキュラー療法などに基づいて構築した「トータル栄養アプローチ」によって、精神疾患、がんをはじめとする多くの疾患の治療にあたるとともに、患者や医師向けの講演会、勉強会も頻繁に行なっている。著書に『「うつ」は食べ物が原因だった!』『「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす』『アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる!』(以上、青春出版社)、『がんになったら肉を食べなさい』(PHP研究所)、『花粉症は1週間で治る!』(さくら舎)、『この食事で自律神経は整う』(フォレスト出版)など多数。
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