akane
2018/04/18
エンタメビジネスのトリック?!
akane
2018/04/18
【本文より】制作会社である我々は、基本的に受注商売・下請け商売です。いくら面白い企画を思いついても、発注元がなければ番組は作れません。
発注元とは、テレビ局や映画会社、ミュージックビデオの制作を依頼してくるレコード会社や芸能プロダクションなどです。
受注商売ということは、ちょっと言い方は悪いですが、たくさんの制作予算をクライアントから引き出し、予算を削減して作れば、その分手残りが多くなるということです。
逆に、限界までお金をかければ、ゴージャスな作品ができあがりますが、手残りはわずか。(中略)ちなみに制作会社の通常の利益率は、請け負った予算の10パーセントから15パーセントくらい。そのなかから、スタッフへのギャラや会社の運営費を捻出します。
正直言って、それほど利益率の高い商売ではありません。
1957年愛知県岡崎市生まれ。94年より、映像制作会社(株)オフィスクレッシェンド代表取締役/CEOを務める。同社の主な所属監督は、堤幸彦、大根仁、平川雄一朗。演出家、プロデューサー、作家など総勢70名を抱える。同社及び所属クリエイターが手掛けた作品は、『クイズ赤恥青恥』『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』『TRICK』『ピカンチ』『20世紀少年』『SPEC』『イニシエーション・ラブ』『モテキ』『バクマン。』『SCOOP! 』『ROOKIES』『JIN-仁-『僕だけがいない街』『世界一難しい恋』『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』など多数。ドラマ、映画をはじめ、ミュージックビデオ、ライブDVD、舞台映像等、多岐にわたり作品を生み出している。
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