BW_machida
2021/01/28
残った家族が困らない終活入門
BW_machida
2021/01/28
日本人の平均寿命は女性が87・45歳、男性が81・41歳と、ともに80歳を突破している(2019年)。高度医療が発達して健康寿命が延びるにしたがって、「人生100年時代」は現実味を帯びてきた。問題は本人が天寿をまっとうしたあと、残された配偶者や家族だ。
故人が不動産と資産をたくさん持っていたらいたで、法定相続人の間で骨肉の争いが生じる。「相続」ならぬ「争続」と言われるゆえんだ。(中略)しかもその地獄は、突然始まるのだ。
私自身、父の死から10カ月にわたって「相続地獄」の泥沼をさまよい歩いた。本書はその地獄の体験を書き起こすところから始め、読者の皆さんが地獄を未然に回避するためのノウハウをあれこれ書き記した。
(もりながたくろう)1957年7月12日、東京都目黒区生まれ。東京大学経済学部経済学科卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁での勤務を経て、91年より三和総合研究所(現・三菱UFJリサーチ&コンサルティング)研究員。2006年より獨協大学経済学部教授を務める。専門分野はマクロ経済学、計量経済学、労働経済学、教育計画。03年出版の『年収300万円時代を生き抜く経済学』が大ベストセラーになる。TBS「がっちりマンデー!!」、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」などレギュラー出演多数。ミニカー3万台のコレクターとしても名を知られ、埼玉県所沢市に私設博物館「B宝館」を開館した。
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