BW_machida
2021/01/29
SEALDs、民青、過激派、独自グループ
BW_machida
2021/01/29
2010年代、学生による社会運動はどのように繰り広げられたか。
本書には、その規模と動員などで社会的に大きな影響を与えたSEALDs、「未来のための公共」、そして民青(日本民主青年同盟)、過激派と呼ばれる新左翼党派、大学で独自に活動していた学生が登場する。
彼らがこの時代の社会運動にどう取り組んできたかについて、学生たちには匿名ではなく、できる限り実名で登場してもらった。運動体験を堂々と語ってもらうことで説得力が生まれるからだ。本書が次の世代が社会と向き合うときの資料として、のちに学者が社会学や政治学の観点から参考にできる記録集として、活用していただければ嬉しい。
(こばやしてつお)1960年神奈川県生まれ。教育ジャーナリスト。教育、社会問題を総合誌、ウェブ媒体などに執筆。著書に『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『学校制服とは何か』(朝日新書)、『大学とオリンピック 1912-2020』(中公新書ラクレ)、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)、『神童は大人になってどうなったのか』(朝日文庫)、『女子学生はどう闘ってきたのか』(サイゾー)など多数。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.