BW_machida
2021/06/23
BW_machida
2021/06/23
……バブル・カルチャーの真打登場!
あの熱狂の時代の渦中にいた著者ならではの愛と自戒に満ちた“おとぎ話エッセイ″
繰り返し語られ、作品化されてきたバブル。しかし、こと遊びに関しては、ステレオタイプなお立ち台の映像ばかりが使われるという残念なワンパターン化も。
都会の真ん中、トレンドの上澄みを飲み干してきた著者は、バブルをテーマに多くの取材を受けてきた。1980年代後半から、わき立つ時代の終章までを、愚かしさは愚かしさのままに描ききった渾身のエッセイ集!
あの頃「現役」だったあなたにも、バブルの空気感を知りたい若い世代にも楽しんでいただける一冊。著者いわく「東京の超・現代史、そして新しい時代劇のつもりで書きました」。
カバーアートは、ロビンソン愛子による現代春画。
【主な内容】
ウォーターフロントのTバック/マハラジャのVIPルームから
真夏の夜の逗子マリーナ/「バー鍵」と「スペアキー」
ラブホテル二大ブランド/チャイナタウン・パフェ
お立ち台が産まれた夜/苗場プリンス、銀世界
流行の廃棄処分/トゥーリア
六本木プリンスとホテル西洋銀座/昭和天皇が亡くなられた日
横浜ディスコテーク/SEX AND THE XMAS
家電 留守電 携帯電話/アース・ウインド&パーコー麺
環八イエスタデイ/六本木WAVE
アルファ・キュービック/西麻布ザ・ウォール
君の瞳に恋してる/デセール・リリコ
中山競馬場のオグリキャップ/ベイブリッジとレインボーブリッジ
プワゾン/東京いい店やれる店
笄櫻泉堂/芝浦GOLD
陸(おか)サーファーと関越自動車道/レストランで常連になる方法
ボジョレー・ヌーボーと日本人/『an・an』と『JJ』
ヤンエグどもが、夢の跡/六本木ヒルズ
(あまかすりりこ) 1964年、横浜生まれ。幼い頃から鎌倉に暮らす。玉川大学を卒業後、アパレル会社勤務を経て文筆の道へ。クルマ、レストラン、ファッションなど、都会のきらめきをモチーフにした小説やコラムに定評がある。バブル世代の女性たちの40代を描いた『エストロゲン』(小学館文庫)や、現代に生きる女性やその家族が直面する問題を取り上げた『産む、産まない、産めない』『産まなくても、産めなくても』(ともに講談社文庫)は、読者の共感を呼びロングセラーとなっている。 近著に『鎌倉の家』(河出書房新社)、『鎌倉だから、おいしい。』(集英社)。
株式会社光文社Copyright (C) Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved.